[米ドル円]ドル安円安

先週のドル円は買いが先行したものの、その後発表された米CPIが予想を下回ったことやベッセント長官の「0.5％利下げすべき」との発言などからドル売りが強まった。また、長官は日本がインフレを抑える必要があると発言。暗に利上げを示唆したと市場は受け止め円買いも進みドル円は146円22銭まで下落。ただ、夏休みに入ったこともありドル円はこの一週間で2円30銭と狭いレンジ内での動きに留まった。
今週はジャクソンホールでのパウエル議長発言に注目が集まる。雇用悪化を受け利下げに前向きな姿勢が示される可能性が高く、ドルの上値は重い展開が続くとみる。また、今週発表される日本の7月CPIは前月から低下が予想されており、予想通りであれば日銀の早期利上げ観測後退で円売りが強まることになる。
結果的にドル安円安による綱引きでドル円は今週も狭いレンジ内での動きを予想する。

本日のドル円予想レンジ： 147円80銭～145円80銭（BB下限）
今週のドル円予想レンジ：148円50銭（50％）～146円00銭（BB下限）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー