【見通し】NY株見通しー今週はジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演に注目

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【見通し】NY株見通しー今週はジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演に注目

今週のNY市場はジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演に注目。先週はダウ平均が770.51ドル高(+1.74%)、S&P500が0.94%高、ナスダック総合が0.81%高と主要3指数がそろって2週続伸した。米7月消費者物価指数(CPI)がおおむね予想通りとなり、トランプ関税によるインフレ高進懸念が和らいだほか、スコット・ベッセント財務長官が9月米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げが実施できるとの見通しを示したことで、利下げ期待の高まりが相場の支援となった。7月小売売上高が市場予想通りの増加となり、個人消費の底堅さが確認されたほか、ダウ平均採用銘柄のユナイテッドヘルスがバークシャー・ハサウェイの取得を好感し大幅高となったことも追い風となった。S&P500は12日から14日まで3日連続で終値の史上最高値を更新し、ナスダック総合も12-13日の連日で終値の史上最高値を更新。ダウ平均は週末15日に、昨年12月4日以来、8カ月ぶりに取引時間中の史上最高値を更新した。

 今週は利下げ見通しを巡り、21日から23日に開催される米カンザスシティー連銀主催のシンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演に注目が集まる。CMEのフェドウォッチ・ツールでは9月FOMCでの利下げ確率が85%、金利据え置き確率が15%と、利下げ見通しが強まっており、22日に予定されるパウエルFRB議長の講演で利下げを巡る発言に要注目となる。このほかの経済指標は7月住宅着工件数、新規失業保険申請件数、8月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値、7月中古住宅販売件数など。企業決算はホーム・デポ、ロウズ、ターゲット、TJX、ウォルマート、ロス・ストアーズなど消費関連株の実績やガイダンスが注目される。

 今晩の米経済指標は8月NAHB住宅市場指数など。企業決算は引け後にパロ・アルト・ネットワークスが発表予定。(執筆:8月18日、14:00)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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見通し NY株見通しー今週はジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演に注目

イランの高官3人は13日、イランの対イスラエル報復攻撃を阻止できるものは、ガザ停戦協議での合意のみだと述べた。イランはイスラム組織ハマスの最高指導者だったイスマイル・ハニヤ氏の暗殺を巡り、イスラエルに厳しい対応を取ると言明した。15-16日のガザ停戦協議は「真剣かつ建設的」なものだったとされ、今週も継続される見通しとなった。イスラエル交渉団は17日、最新の米国の提案で合意に向け進展する可能性を「慎重ながら楽観」していると表明した。ブリンケン米国務長官はイスラエル入りし、19日にネタニヤフ首相に会談する予定である。ただイスラエルのガザ攻撃は続いており、交渉の行方を確認したい。

ニューヨーク金12月限は、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ見通しの後退を受けて上げ一服となったが、堅調な米小売売上高を受けて景気減速懸念が後退すると、押し目を買われ、中心限月ベースでの史上最高値2,548.3ドルを付けた。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では25ベーシスポイント(bp)利下げが見込まれている。今週はパウエル米FRB議長が23日、カンザスシティー連銀が主催する年次シンポジウム、ジャクソンホール会合で講演を行う。

ニューヨーク・プラチナ10月限は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しやドル安、株高を受けて買い優勢となり、2日以来の高値969.9ドルを付けた。7月の米消費者物価指数(CPI)を受けて米FRBの大幅利下げ観測は後退したが、25ベーシスポイント(bp)利下げの見方に変わりはなかった。一方、堅調な米小売売上高を受けて景気減速懸念が後退し、株高に振れた。中国経済の先行き懸念がプラチナの上値を抑える要因だが、リスク選好の動きが続くと、支援要因になるとみられる。

8月12日の週のニューヨーク金市場は、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ見通しの後退を受けて上げ一服となったが、堅調な米小売売上高を受けて景気減速懸念が後退すると、押し目を買われた。中心限月となる12月限は中心限月ベースでの史上最高値2,548.3ドルを付けた。7月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.2%上昇と前月の0.1%低下から反転した。前年比では2.9%上昇と前月の3.0%から伸びが鈍化した。前年比上昇率は2021年3月以来、初めて3%を下回った。前年比でインフレの伸びが鈍化し、米FRBの利下げ見通しに変わりはないが、50ベーシスポイント(bp)利下げの見方は後退した。一方、7月の米小売売上高は前月比1.0%増加した。市場予想の0.3%増を上回った。米新規失業保険申請件数は前週比7,000件減の22万7,000件と市場予想の23万5,000件を予想外に下回り、2週連続の減少となった。堅調な米経済指標を受けて景気減速懸念が後退し、株高に振れた。また8月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は67.8と前月の66.4から上昇した。市場予想は66.9だった。1年先の期待インフレ率は2.9%と前月から変わらず。今週は22-24日にワイオミング州ジャクソンホールで年次経済シンポジウムが開催される。パウエル米FRB議長は23日に講演する予定であり、金融政策の見通しを確認したい。

8月16日のニューヨークの金ETF(上場投信)の現物保有高は前週末比8.06トン増の854.97トンとなった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しを受けて投資資金が流入した。一方、米商品先物取引委員会(CFTC)の建玉明細報告によると、8月13日時点のニューヨーク金の大口投機家の買い越しは26万7,264枚となり、前週の23万8,749枚から拡大した。今回は新規買いが3万0,650枚、新規売りが2,135枚出て2万8,515枚買い越し幅を拡大した。

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