
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年8月20日 18時30分
【8/21(木)】:ジャクソンホール会議、ノルウェーGDP、米PMIほか
・ジャクソンホール会議
→FRB議長による講演が恒例となっており、金融政策の次の行動を示唆する場として注目されています。米国では、雇用市場の鈍化が意識される一方、インフレ指標では企業による価格転嫁の兆しも見られています。こうした新たな経済データを踏まえ、9月利下げを巡り踏み込んだ発言が聞かれれば、ドル売りが強まる可能性はある。反対に、金利の道筋はデータ次第と様子見姿勢を示せば、ドル売りの巻き戻しが誘発される可能性がある。
・15:00 ノルウェー 4-6月期四半期国内総生産(GDP・前期比)
【前回】-0.1%、【市場予想】-
→3四半期連続でマイナス成長。ただ、鈍化幅は縮小傾向にあり、今期はプラス成長に戻せるのか、それともマイナスが続くのか注視。
・17:00 ユーロ 8月製造業/サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
製造業【前回】49.8、【市場予想】49.5、サービス業【前回】51.0、【市場予想】50.8
→これまでの金融緩和や米国との通商協議の合意で企業景況感は改善しつつある。足もとの改善傾向が続くか注目。
・21:30 アメリカ 新規失業保険申請件数
【前回】22.4万件、【市場予想】22.5万件
→7月18日週に21.7万件まで低下した後は22.0万件前後で推移。今回のデータは雇用統計の調査期間週と重なるため、9月5日発表される雇用統計への思惑を高める危険がある。
・21:30 アメリカ 8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
【前回】15.9、【市場予想】6.7
→4カ月ぶりにプラスサイドを回復。2カ月連続でプラスサイドを維持できるのかがポイント。注目度はさほど高くないが、予想との乖離が大きい傾向がある。
・22:45 アメリカ 8月製造業/サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
製造業【前回】49.8、【市場予想】49.7、サービス業【前回】55.7、【市場予想】54.2
→製造業は6月に52.9まで改善したが、7月49.8へ急減速。米国の関税策に対する不透明感が意識された。一方で、サービス業は6月の52.9から55.7へ改善し、サービス分野が米国の経済成長を再びけん引することになるのか着目。
・23:00 アメリカ 7月景気先行指標総合指数
【前回】-0.3%、【市場予想】-0.1%
→ 先行性のある指標をまとめた景気先行指数はネガティブサイドの推移が続いており、先行指標では米経済成長の減速を暗示する傾向が続いている。

※Bloombergのデータを基に作成
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。


コメント