【週間イベント】

4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 宇栄原宗平
目次
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
RBA議事録や豪CPIから今後の利下げを探る
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
メキシコ貿易収支、トランプ関税の影響は
北米(米国・カナダ)
重要イベント
8/25◎米7月新築住宅販売件数
8/25◎ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
8/26◎米7月耐久財受注
8/26◎米8月消費者信頼感指数
8/27◎エヌビディア5-7月期決算
8/28◎米4-6月期GDP・改定値
8/28☆米新規失業保険申請件数
8/28◎ウォラーFRB理事講演
8/29☆カナダ4-6月期GDP
8/29◎カナダ6月GDP
8/29☆米7月PCEデフレーター
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
29日に米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ統計として重要視する米7月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)が発表されます。米7月生産者物価指数(PPI)が約3年ぶりの大幅な伸びを示したことなどから、引き続きインフレの高止まりを示す可能性があるとして結果に関心が寄せられています。
北米のイベント


欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
8/25☆独8月IFO企業景況感指数
8/28◎ECB議事録
8/29☆独8月雇用統計
8/29☆独8月消費者物価指数・速報値
8/29◎ECBユーロ圏CPI予想
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
ドイツは景気低迷により労働市場が圧迫されており、失業者数は10年ぶりに300万人の大台に近づいている状況です。政府の大規模な財政支出の効果は労働市場に遅れて表れると言われている中で、29日の独8月雇用統計に注目が集まります。
欧州のイベント

アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
8/25◎NZ4-6月期小売売上高
8/26☆RBA議事録
8/27☆豪7月消費者物価指数
8/28◎中川日銀審議委員講演
8/31☆中国8月製造業PMI
8/31◎中国8月非製造業PMI
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
豪中銀(RBA)は今月12日に25bp(0.25%ポイント)利下げを決定しました。また、ブロック総裁は「物価安定のために金利をさらに引き下げる必要がある可能性がある」と発言しています。今後の利下げを巡り26日のRBA議事録と27日の7月消費者物価指数(CPI)に注目しましょう。
アジア・オセアニアのイベント


新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
8/27◎メキシコ7月貿易収支
8/28◎トルコ7月貿易収支
8/28◎南ア7月生産者物価指数
8/28◎メキシコ7月失業率
8/29◎トルコ7月失業率
8/29◎南ア7月貿易収支
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
27日にメキシコ7月貿易収支が発表されます。最大の貿易相手国が米国であることからトランプ関税の影響が見られるかに注目です。
新興国のイベント

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所に所属する外国為替市場のアナリストが、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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FXは 24時間相場が動いています
外貨預金取引やFXにおいて、当然重要となるのは為替です。 どちらも場所と時間を選ばず取引できることが特徴ですが、利益を狙うためには市場の取引が活発になり為替が動く時間帯を狙う必要があります。
FX市場は世界中で開かれており、平日であれば24時間(月曜日の朝〜土曜日の朝)取引を行うことができます。 取引時間の自由度が高いため、忙しい方も自分のライフスタイルに合わせた運用ができるでしょう。 ただし、取引の時間帯やタイミングによっては値動きが激しくなるなど、リスクが高くなるため注意が必要です。 時間帯ごとの値動きの特徴を理解し、リスクを抑えながら効率よく利益を上げられるよう、慎重に取引しましょう。 SBI FXトレードでは、業界最狭水準のスプレッドを提供しており、コストを抑えての取引が可能です。取引単位が1通貨(一部通貨ペアを除く)となっており、少額の資金から始められるので初心者でも安心です。口座開設は無料でできるので、まずは少額の資金で始めて、投資に慣れていくことから始めてみてください。
FXは平日であれば基本的に自分の好きなタイミングで取引が可能ですが、いくつか注意点もあります。 リスクを抑えた取引を行うためにも、タイミングや時間帯の注意点について理解しておくことが重要です。
経済指標の情報の入手はFX会社や証券会社のウェブサイト、経済ニュースから取得可能です。サイトには経済指標のスケジュールや結果が掲載されているので、市場予測に活用できます。サイトごとに情報の記載方法は異なりますが、一般的には月間、週間、日別に経済指標のスケジュールや前回値、予想値、結果の確認が可能です。そのため、注目すべき指標を瞬時に把握し、トレードの戦略に役立てることができます。
日本時間の16時頃からオープンするロンドン市場は、欧州の取引の大半を占めており、17時からは市場参加者が増加するため、一気に値動きが活発になります。 主に取引されるのはユーロやポンドなどの欧州通貨で、ユーロ圏で重要な経済指標が発表された際には、相場の動きがかなり大きくなることもあります。 ただし、欧州勢がお昼休みに入る19時頃になると、値動きは一旦落ち着くことが多いです。 その後の21時以降はニューヨーク市場と重なる時間帯であり、1日の中でも取引が最も活発になる時間帯であるため、日中はFXができないという方は、この時間帯だけに限定して取引をするのも良いでしょう。
年間を通して、元日(1月1日)だけはどこの市場でも取引ができません。世界共通の祝日であり、外国為替市場が一斉に休場となるためです。 ただし、FXの取引スケジュールは欧米に準じているため、取引できないのは元日(1月1日)のみとなっており、1月2日からは取引が再開されるのが一般的です。 1月2日の取引開始時間はFX会社によって異なりますが、概ね朝7時頃に設定されています。
SBI FXTRADEFX(外国為替証拠金取引)は異なる通貨を売買し、売買時のレートによって生じた差額で利益を出そうとする取引です。SBI FXTRADEは、スプレッドやスワップポイント、通貨ペア数など、業界最良水準のサービスをご提供しています。また、初心者の方から、上級者までご満足いただける取引ツールをご用意しております。
世界中に点在する各市場にはそれぞれ特徴があり、値動きも異なります。 特に、FXにおけるニューヨーク時間は「Eastern Standard Time(EST)」とも呼ばれ、世界最大の金融中心地として注目されています。ここでは、ニューヨーク時間の特徴について解説します。
FX取引では、消費者物価指数は注目度の高いインフレ指標とされ、日本の消費者物価指数はアメリカ、ユーロ圏ほどではないものの日本で注目するトレーダーも多く、指標次第で米ドル/円などの通貨ペアのレートが動くケースがあります。
例えば、GMOクリック証券のFXネオでは、経済カレンダーを通じて月別に発表される指標の時間、重要度、各数値などを簡単に確認できます。特に、重要度は「★」の数で表記され、市場への影響の程度を示しています。「★」が5つの指標は為替レートが大きく動く可能性のある最重要指標として抑えてください。
FXは、24時間相場が動いています。東京市場が閉まっている時間帯でもロンドンやニューヨークなどの市場が開いており、世界のどこかで絶えず通貨の売買が行われているためです。 ここでは、FXで取引できる時間帯と取引できない時間帯について解説します。
FXでは、基本的に土日は取引ができません。これは世界各地の外国為替市場が一斉に休場となるためです。 ただし、イスラム圏では土日ではなく金曜日が休日となっている地域がある関係で、中東のごく一部では土日でも取引が行われています。そのため、主要な市場が休場していても、為替相場は変動し続ける可能性があるため注意が必要です。 取引できない時間帯はFX会社によって異なりますが、概ね土曜日の朝5時30分もしくは6時30分に取引が終了し、翌月曜日の朝7時から開始される傾向にあります。 また、取引時間外に大規模な災害や重大事件などが発生した場合、週明けに価格が急激に変動する場合があることも理解しておく必要があります。
ただし、設定される指標の重要度はサイトによって異なる恐れがあり、より包括的な情報収集のために複数のFX会社や経済ニュースのサイトの参照が求められます。
FXは、社会情勢によって相場が大きく動きます。 下図は、代表的な相場の変動要因を示しています。テロなどの予測不能な出来事も相場に大きな影響を与えるため、ニュースは常にチェックしておきましょう。
GMOクリック証券のFXネオでは、経済指標が記載されている経済カレンダーを確認できるだけでなく、許容スリッページの設定もできるためFX取引の開始を検討する方は、GMOクリック証券のFXネオの利用を検討してはいかがでしょうか。



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