【見通し】ロンドン為替見通し=ユーロドル、米金利動向がポイント 指標は8月独Ifo企業景況感指数

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【見通し】ロンドン為替見通し=ユーロドル、米金利動向がポイント 指標は8月独Ifo企業景況感指数

本日の欧州為替市場でユーロドルは、ロンドン勢がサマーバンクホリデーでほぼ不在のなか、時間外の米債利回りを眺めながら上下する展開か。経済指標は、8月独Ifo企業景況感指数が発表予定。

 先週末にユーロドルは1.15ドル後半まで売られたところから、1.17ドル半ばまで反発。注目されたジャクソンホール会議におけるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演は、「利下げ再開を示唆」と市場に受け止められた。米金利の低下とともにドルは全面安となり、一時98.80を超えていたドルインデックスも97.60割れまで低下する場面があった。

 週明け東京市場は、先週末の反動からドル買いが先行。もっとも米金利先安観に大きな変化はなく、再びパウエルFRB議長の講演内容が意識された、つまりドルの上値が重い動きが想定される。くわえて、トランプ米大統領のFRB人事への過度な圧力も、中銀独立性を揺るがす問題であり、ドルを積極的に買えない要因とされそうだ。

 日本時間17時に発表される8月独Ifo企業景況感指数は市場予想が88.8と、前回から若干の上振れが見込まれている。期待に沿った結果であれば、昨年5月以来の高い水準となる。先週発表されたドイツの8月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は、50に僅かに迫る水準まで改善してきた。4-6月期国内総生産(GDP)改定値は総じて弱かったものの、足もとの景気の強さが確認できれば、ユーロの底堅さにつながるのではないか。

想定レンジ上限

・ユーロドル、7月7日高値1.1790ドル

想定レンジ下限

・ユーロドル、21日移動平均線1.1620ドル

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】ロンドン為替見通し=ユーロドル、米金利動向がポイント 指標は8月独Ifo企業景況感指数

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