
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年8月26日 19時00分
【8/27(水)】: エヌビディア決算、豪CPIほか
・10:30 オーストラリア 7月消費者物価指数(CPI)
【前回】1.9%(前年比)【市場予想】2.3%(前年比)
ポイント:予想が分かれ、豪ドル荒れた展開も
7月のインフレ率は6月の前年比1.9%から伸びが加速するとみられています。ただ、RBA(中銀)のインフレ目標(2-3%)の下限付近にとどまっているため、RBAの利下げ姿勢を直ちに変える手掛かりにはなりづらそうです。予想を超えてきた場合、11月と予想される次回利下げ期待が後退する可能性があります。
FX視点:
市場予想が分かれており、結果を受けた豪ドルの振幅は大きくなりそうですが、予想に届かないとの見方をするエコノミストも多いため、リスクは上向きか。
・15:00 ドイツ 9月GFK消費者信頼感調査
【前回】-21.5【市場予想】-21.5
ポイント:ドイツの消費者マインドは低迷
8月は-21.5と、7月の-20.3から悪化。2021年11月以降マイナス圏で推移しており、ドイツの経済活動は勢いが限定されている。米国と関税協議が合意に至ったものの、投資家心理の改善は鈍く、今月も前月とほぼ変わらない水準になるとの見方が優勢です。
FX視点:
貯蓄性向が再び高まる中で、消費者心理の回復は先送りが続いており、市場予想を下回るようなら、ユーロの頭を抑える可能性があります。
・21:00 メキシコ 7月貿易収支
【前回】5億1440万ドルの黒字【市場予想】7億5000万ドルの黒字
ポイント:下期も好調さを維持できるのか注視
2025年6月の貿易収支は、5億1440万ドルの黒字となりました。これは前年同月の10億3700万ドルの赤字から黒字に転換。また、25年の上期の貿易収支は25億5200万ドルの黒字となっており、米国による関税賦課が懸念される中でも、貿易収支は底堅さを示している。下期もこうした流れが続くのか注目される。
FX視点:
貿易黒字はメキシコ経済を下支えするため、メキシコペソにとっては支援材料となる可能性がある。

※Bloombergのデータを基に作成
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