翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時：2025年8月29日 19時10分
【9/2(月)】：日本2Q設備投資、各国PMI、米市場はレイバー・デー で休場ほかほか
・8:50 日本 2Q設備投資
【前回】6.4%（前年比）【市場予想】6.2%（前年比）
ポイント：
2025年1-3月期の法人企業統計によると、ソフトウェア含む全産業設備投資額は、前年同期比で6.4％増加の18兆7975億円。食料品や自動車用鋼板の生産能力増強が目立ち、2四半期ぶりのプラスとなった。4-6月期も前年同期比で6.2％の伸びが見込まれる。9月8日に発表される4-6月期GDPの改定値にも影響するため、予想よりも強ければGDP成長率を上方修正される可能性はある。
FX視点：
年内設備投資の強さが続けば、日銀の追加利上げ期待を通じて円を押し上げる可能性がある。
・10:45 中国 8月中国製造業PMI
【前回】49.5【市場予想】49.8
ポイント：
７月のRatingDog製造業ＰＭＩは49.5と、６月の50.4から低下し、市場予想をも下回った。米中通商で目立った進展が見られない中で、新規事業の伸びが鈍化して、生産縮小につながった。今回も、景気縮小圏での推移が続くようなら、今年前半の力強い成長後、勢いが鈍化している可能性がある。
FX視点：
結果を受けた中国人民元の動向も気になるが、中国と交易面で結び付きが強い豪ドルにも影響する可能性があり、豪ドルの動向にも注意したい。
・17:00 ユーロ圏 8月ユーロ圏製造業PMI
【前回】50.5【市場予想】–
ポイント：
ECBの利下げや、米国との関税協議で合意したことから、経済活動が刺激され企業のセンチメントは3年ぶりの高水準へ上昇している。ただ、見通しへの不確実性は残ったままで、改善ペースが加速するかは不透明です。
FX視点：
改定値のためEUR相場への影響は限定されそうですが、上方修正されればユーロを小幅にサポートする一方、下方修正されればユーロの重しになるなど、指標結果の強弱に素直に反応しそうです。
※Bloombergのデータを基に作成
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