ドル/円、レンジ突破のカギはコレ!来週の雇用統計&総裁選で相場はどう動く?(今夜から来週のFX予想)2025/8/29 #外為ドキッ

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ドル/円、レンジ突破のカギはコレ!来週の雇用統計&総裁選で相場はどう動く?(今夜から来週のFX予想)2025/8/29 #外為ドキッ

短期トレード即効チャージ ドル円

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

最新のマーケット情報まとめ

<今週(8月26日週)の相場振り返り>
・ドル円は146円~148円台のレンジ相場で方向感なし
・22日:ジャクソンホール会合でパウエル議長発言により労働市場下振れリスクを警戒、9月利下げ観測高まりドル売り進む。ただし、インフレ警戒感は残存し利下げには慎重姿勢も示される
・26日:トランプ大統領がクック理事解任との報道でドル売り加速(FRB独立性への懸念、新理事はトランプ寄りとの観測)
・27日:ウィリアムズNY連銀総裁:各会合がライブになる可能性示唆、9月利下げを否定せず

<来週(9月2日週)の注目ポイント>
・9月2日:自民党両院議員総会で総裁選前倒し投票(記名式)
・9月5日:米8月雇用統計
     予想より悪化→0.5%利下げ観測が浮上してドル売り加速も
     良好な結果→利下げ観測後退でドル買い

<テクニカル分析>
・146円(下限)~148円(上限)のレンジ継続
・下抜け時のターゲット
  まず145円、その後143円割れを試す展開
・上抜け時のターゲット
  149円付近(200日移動平均線付近)
  さらに突破なら150円も視野

<結論>
来週は自民党両院議員総会と8月雇用統計という重要イベントが控えており、ドル円のレンジ相場がブレイクする可能性に注目。特に雇用統計の結果次第では、FRBの利下げ幅(0.25%か0.5%か)に関する市場の織り込みが大きく変化し、ドル円相場に 影響を与える可能性がある。投資家は大相場に備えて注意深く動向を見守る必要がある。

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『最新のドル/円相場を解説』

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お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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次に今週の主要通貨の対ドル変化率です

IMMポジションを投資主体別にみますと、ヘッジファンドなどを含むレバレッジドファンド勢は7月に入り、円ロングから円ショートに振っていたことがわかります。実際、この時期、ドル円は150円台を回復するなど勢いよく上昇していました。しかし、7月雇用統計を受け、ドル円の続伸が阻まれたことから足元ではレバレッジドファンド勢の円の買い戻しが誘発されやすい状況と考えられ、しばらくドル円の上値は重そうです(9ページ)。

東京株式市場は徐々に下値を切り上げる展開になっています。米国経済がソフトランディング(軟着陸)するとの見方が強まり、円安・ドル高基調となっていることが背景とみられます。また、石破新政権の経済対策に関する不透明感が後退したことも大きいようです...

例えば、予想を上回った場合、ベッセント財務長官の発言もあり、日銀の利上げ観測が台頭しそうです。現在、マーケットはそれほど日銀の年内利上げを織り込んでおらず、ドル円の下落圧力となりそうです。逆に予想を下回ると日銀が利上げをする必要性が低下するため、そこに着目すれば円安材料です。

10/6-10/12の香港市場は反落しました。米FRB当局者のタカ派発言を受け、米10年債利回りとドル指数が再び上昇し、投資家はリスク回避姿勢を強めました。共産党大会を前に、中国での新型コロナの感染拡大やロックダウンに対する懸念も、ポジショ...

もっとも、留意点として二つ挙げられます。まず一つはパウエル議長の後任人事がかなり騒がしくなってきました。パウエル議長の体制がレームダック化する結果、パウエル議長が何と発言しようが、マーケットの反応が限られる可能性があります。もう一つは日本の消費者物価指数です。結果がどうであれややドル円の上値を抑える可能性があります(15ページ)。

次に今週の主要通貨の対ドル変化率です。スウェーデンクローナよりも左側の5通貨がドルに対して上昇しています。但し、最も対米ドルで上昇したポンドの上昇率が1%未満ですから、強いドル安だったわけでもありません。また、ポンドに次いで円がドルに対して上昇した背景に投機筋のポジションが挙げられます(8ページ)。

但し、今週発表された企業物価指数の伸びも縮小していたことから、消費者物価指数の伸びも縮小した場合、日本のインフレに対する懸念が後退するかもしれません。かねてお伝えしてきた通り、為替市場にとって重要なのは実質金利ですが、インフレ圧力が和らぐとの見方が強まると、日銀が利上げをしなくても実質金利が高まるとの見方につながり、円高方向に作用する可能性があります。以上より、来週のドル円の上値は重いと予想します。

今回は「預り金不足」について解説します。「預り金不足」は、文字通り、証券口座で預かっている資金(米株信用の場合、米ドル)が不足していて、決済損などの支払いができていない状態です。追証(おいしょう)は、信用建玉を維持するために必要な担保が不足している状態のため、「追証」と「預り金不足」は、異なります。

一方、ここまでみた通り、アメリカ経済は9月に50bp利下げを必要とするほど悪いわけではない上、関税交渉をめぐる不透明感がまだ残っており、その影響の見極めにはなお時間を要します。加えて、インフレの伸びがやや加速していたことも踏まえると9月利下げのさらにその先についてはデータ次第と述べるにとどめ、明確なヒントは与えてくれないでしょう。このためジャクソンホール後、利下げの織り込みがやや後退する結果、ドル買いのイベントとなる可能性がありそうです。

9/29-10/05の香港市場は反発しました。米10年債利回りとドル指数の反落や、世界主要中央銀行の「ハト派」転換に対する期待を背景に、投資家は「リスク回避」から一転して「リスクオン」へ傾きました。前週まで急落したこともあり、今回の反発はテ...

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