[全般]米長期金利低下
市場はFRBへの信認低下により米長期金利が低下したことでドル売りが強まるなど依然金利動向に沿った動きが続いている。
昨日の東京市場でドル円は上値の重い展開で推移。中川日銀審議委員がこの日「利上げ環境4月より少し改善」「経済物価見通しが実現していけば引き続き政策金利を引き上げる」「ビハインド・ザ・カーブに陥っていない」などタカ派的な発言が聞かれた。
欧州市場に入るとユーロ買いが先行。この日公表されたECB議事要旨で「金利は概ね中立的な領域」など、利下げ局面が終わりに近づいているとの見方が広がった。また、米長期金利が低下しドルが全面安となったことでドル円も146円後半まで下落。
NY市場ではこの日発表された米4-6月GDPが予想を上回るとドル買いで反応。ドル円も147円前半まで反発したものの上値は重く再び下落。
FRBの独立性が懸念される中でドルは上値の重い展開が続いている。
今日は米7月PCEデフレーターが発表される。
パウエル議長はインフレの上振れリスクから雇用の下振れリスクを警戒し始めたことでドル売りが強まったが、その反動に繋がる可能性もあり注目。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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