前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

28日、米4-6月期GDP改定値が上方修正されたほか、新規失業保険申請件数が強い結果となり、ドル買いが進行、ドル円は147.228円まで上昇した。買い一巡後は、EUは米国が自動車関税を27.5%から15%に引き下げる条件に米国から輸入する工業製品への関税撤廃を提案したとの報道でユーロが主要通貨に対して上昇、さらにFRBのクック理事がトランプ大統領による解任通告を不服として提訴するなど、FRBの独立性への懸念からドル売りが進行し、ドル円は146.657円まで下落した。
本日アジア時間、序盤にウォラー米FRB理事の講演で「FRBは来月の利下げ幅について、0.25%を超える必要はないと考えている」と述べ、0.50%などの大幅利下げを支持していないことがわかるとドル買いで反応しドル円は147.078円まで上昇するも、一方で「次回の雇用統計は9月利下げ幅の判断に影響を与える可能性」とも話し、9月FOMCでの大幅利下げに含みを持たせた。その後、フロー主導で147.108円まで上昇したものの、月末・週末を控え積極的な取引は控えられ、ドル円は147.00円を挟んでもみ合った。また、8月東京都区部CPIはほぼ市場予想通りの結果となり、市場の反応は限定的となった。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。

市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)

ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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