
日経平均株価は反落。10日移動平均線(42866円 8/29)付近に上値を抑えられる展開となり、前日上昇の反動で小陰線を形成して終えた。
RSI(9日)は前日の38.9%→27.9%(8/29)に低下。来週前半は上昇しやすいタイミングとなる。5日移動平均線(42653円 同)は横ばいに変化したが、10日移動平均線は目先の下向き基調が続く。引き続き、上値へのトレンドフォローが基本スタンスであるが、25日移動平均線(42034円 同)や一目均衡表の基準線(41863円 同)付近まで下落余地が拡大する可能性も依然として高い。
上値メドは、転換線(43007円 同)、8/25高値(43201円)、8/19高値(43876円)、心理的節目の44000円、45000円などがある。下値メドは、25日移動平均線や基準線、7/31高値(41151円)、心理的節目の41000円や40500円、8/4安値(39850円)などがある。
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 日経平均株価テクニカル分析10日線付近に上値抑えられる
以上4つのテクニカル指標からは、日経平均はここのところやや下げすぎで、スピード調整的な持ち直しの局面に入ってもおかしくはない、と判断される。ただし、それは下降トレンドが続く中での一時的な持ち直しなのか、それとも年初来高値を更新するような本格的な上昇トレンドに転じるのかを判断する材料には欠ける。一目均衡表は3月後半にも相場が反転する可能性があることを示唆しているが、下降トレンドの中での小幅な上昇トレンドにとどまるリスクもある。
テクニカル分析は、いくつかの情報から現在の状況を分析したり、未来の値動きを予測したりする際に用いられる分析方法です。しかし、株価を完全に予測できるわけではないため、参考情報として活用していくことが重要です。まずは、テクニカル分析の意味や、よく比較されるファンダメンタルズ分析との違いを確認していきましょう。
テクニカル分析では、出来高の増減や株価との関係性について調べることも大切です。出来高は株の売買数を表し、銘柄の人気などを分析する際に活用されています。それでは、テクニカル分析において重要な出来高の意味や株価との関係性、出来高移動平均線の特徴を確認していきましょう。
テクニカル面から相場の不透明感はなくなりませんが、私は「ここは買い場」の判断を継続します。相場は短期では需給や材料で動きますが、最後は景気・企業業績によって方向性が決まると考えています。
株式投資を始めた方の中には、分析方法を調べたものの、意味がわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。分析する際によく用いられている手法のひとつが「テクニカル分析」です。テクニカル分析は、過去の株価チャート(株価を時系列ごとにまとめたグラフ)やローソク足(株価情報が1本にまとめられたもの)、取引量(ある期間にどれだけ株が売買されたのか示したもの)といった情報から、未来の値動きや相場の方向性(上昇や下落傾向といった株価の方向性)、現在の状況を分析できます。本記事では、テクニカル分析の意味と3原則、主な指標の種類や見方など、分析方法やポイントについて解説します。
株価が上がるのか下がるのか、それを予測することは非常に難しいものです。しかし、過去の値動きからトレンドやパターンなどを把握し、今後の株価予想に活かす分析方法があります、それがテクニカル分析です。
「Investment Navigator 資産運用のキホン」では、これまで資産運用の必要性、運用手段、主な市場についてのファンダメンタルズ的な側面からみた解説、そしてテクニカル分析について解説した。そこで、今回は実際にファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を活用して、日経平均株価の先行きについて考えてみる。まずはテクニカル分析で日経平均株価の足元の状況と、そこから示唆される先行きについて整理する。


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