養老乃瀧 なぜ店舗数が1割に縮小
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 養老乃瀧 なぜ店舗数が1割に縮小
養老乃瀧に足しげく通うのは“飲み”のベテランの中高年層
養老乃瀧に足しげく通うのは“飲み”のベテランの中高年層。なぜ、こうした層の心をがっちりとつかんでいるのだろう。
筆者はこの種のデータを読み解き、以前から「居酒屋業界にM&A(企業の合併・買収)による再編が起こる」と予測していた。業界をリードしてきた総合型居酒屋の「旧御三家」とされる「養老乃瀧」「村さ来」「つぼ八」に加え、「新御三家」と呼ばれる「モンテローザ(白木屋などを運営)」「ワタミ」「コロワイド(手作り居酒屋 甘太郎などを運営)」がいずれも不振で、既存店の閉鎖や業態転換、リニューアルなどを余儀なくされる一方、「全品298円均一」をうたう「鳥貴族」などの新興勢力が急激に店舗数を増やし、御三家に取って代わる動きが活発化していたからだ。そして、この予測はズバリと当たった。
つぼ八はかつて、養老乃瀧、村さ来とともに居酒屋チェーンの御三家を形成し、業界をけん引してきた。後述するが、その後に台頭する「新御三家」に大きな影響を与えたチェーンでもある。そのつぼ八が、やまや・チムニーグループの軍門に下ったことは、一つの時代の終わりを象徴する出来事だと言えるだろう。


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