シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所
目次
▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング5週ぶりに増加
ドル/円
IMMポジション ドル/円

ポイント
【円ネットロング増加】
8月26日時点で円のポジションは、ドルに対して約8.4万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングが積み増され、ショート取り崩されたことから、ネットロングは前週から約0.7万枚増加した。
期間中のドル/円相場は146円台から148円台で底堅いながらも上値も重く、方向感なく推移した。
とはいえ、パウエルFRB議長がジャクソンホール会議にて、次回9月FOMCで利下げの可能性を示唆したことで、投機筋の一部は円ショートポジションの調整に動いたようだ。

ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント
【ユーロネットロング増加】
8月26日時点でユーロのポジションは、ドルに対して約12.3万枚の買い越し(ネットロング)。
前週に続き、ロングがショート以上に積み増されたことから、ネットロングは先週から約0.4万枚増加した。
期間中のユーロ/ドルは、1.16ドル台を挟み方向感が定まらない相場展開となった。 ただ、パウエルFRB議長が9月会合での利下げの可能性を示唆したことで、ドルが全面安となる中、ユーロが押し上げられる場面もあり、相対的に投機筋のユーロ先高観が強まったようだ。

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IMMポジション
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大口投資家の動向は ドル円上値は重いが下値も堅い 円ネットロングは2週連続増加
【円ネットロング増加】8月26日時点で円のポジションは、ドルに対して約8.4万枚の買い越し(ネットロング)。ロングが積み増され、ショート取り崩されたことから、ネットロングは前週から約0.7万枚増加した。期間中のドル/円相場は146円台から148円台で底堅いながらも上値も重く、方向感なく推移した。とはいえ、パウエルFRB議長がジャクソンホール会議にて、次回9月FOMCで利下げの可能性を示唆したことで、投機筋の一部は円ショートポジションの調整に動いたようだ。
ドル買いは146.70-80で押し目買い。損切りは146.40で浅めに一旦撤退です。ドル売りは147.40-50で軽く売って148.10で撤退です。
8月26日時点でユーロのポジションは、ドルに対して約12.3万枚の買い越し(ネットロング)。前週に続き、ロングがショート以上に積み増されたことから、ネットロングは先週から約0.4万枚増加した。期間中のユーロ/ドルは、1.16ドル台を挟み方向感が定まらない相場展開となった。 ただ、パウエルFRB議長が9月会合での利下げの可能性を示唆したことで、ドルが全面安となる中、ユーロが押し上げられる場面もあり、相対的に投機筋のユーロ先高観が強まったようだ。


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