【見通し】2日香港株=もみ合いか、米休場で材料難 様子見気分も

2日の香港市場はもみ合う展開か。1日の米国市場はレーバーデーで休場。材料難のなか、今週は2日に8月の米ISM製造業景況指数、5日には8月の雇用統計の発表を控えている。内容を見極めたい投資家心理から様子見気分が広がりそうだ。
1日の香港市場で中国の半導体国産化進展の観測を支えにハンセン指数は2.15%高と大幅に続伸した。汎用性が高い人工知能(AI)半導体を開発したと伝わった中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が18.5%高となったほか、半導体受託製造のSMIC(00981)、AIクラウド事業を手掛ける百度(09888)なども大きく買われた。急騰後の利益確定売りが重しになる可能性がある。
1日の欧州市場は総じて小動き。ロンドン株式市場で英FTSE100種総合株価指数は小幅ながら5営業日ぶりに反発し、前週末比0.09%高で終えた。フランクフルト株式市場でドイツ株価指数(DAX)は6日ぶりに反発。フランスの株価指数CAC40はおおむね横ばいだった。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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