ドル円、148円台へ急上昇!米8月ISM製造業景況指数で149円台を試す可能性も?(今夜のFX予想)2025/9/2 #外為ドキッ

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ドル円、148円台へ急上昇!米8月ISM製造業景況指数で149円台を試す可能性も?(今夜のFX予想)2025/9/2 #外為ドキッ

短期トレード即効チャージ ドル円

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

最新のマーケット情報まとめ

<ドル円相場の現状>
・現在の状況: 148円台で上昇、朝から約1円上昇
・上昇の背景: 日銀の氷見副総裁の発言を受けて円売りが加速
・発言内容: 基調的インフレ率は2%に近づいているが、まだ達していない。利上げには慎重な姿勢

<日銀の利上げ観測>
・9月会合: 約4%の利上げ織り込み → ほぼ据え置きの見方

<FOMC利下げ観測>
・9月利下げ: 88%の確率で0.25%利下げ
・年内見通し: 2回の利下げ予想

<ISM製造業景況指数の分析>
・現状: 5ヶ月連続で50を下回る
・予想値: 49.0(前回からやや改善予想)
・雇用指数: 45.0予想(やや改善予想)

<ドル円のテクニカル分析>
上昇時のターゲット
・第1目標: 148.20円
・第2目標: 148.50円
・第3目標: 148.70円

<結論>
ドル円は148円台上昇。ただし、148.70円を明確に突破するには材料が必要と見る。今夜の米8月ISM製造業指数の改善があれば一段のドル高進行して発射地点次第では突破する可能性もありそうだ。

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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ドル円は現在 50日線を意識する状況にある

予想レンジの下限:142.00 冒頭で述べたとおり、今週のドル円(USD/JPY)の予想レンジ下限を142.00レベルと予想する。この水準は5月の下旬以降、相場を下支えしている重要ラインである。

ドル円(USD/JPY)が146.15をトライするサインとして、3つのレジスタンスラインの攻防が焦点となるだろう。まずは日足の一目雲の上限、そして3月28日高値と4月22日の安値の半値戻しの水準が重なる145.55レベルの突破を確認したい。次に注目したいのが89日線である。このテクニカルラインは今日現在、145.75レベルで推移している。先週25日に相場の上昇を止めた半値戻しの水準145.89レベルの突破は(4時間足チャート、赤矢印を参照)、ドル円が146円台へ再上昇し、予想レンジの上限146.15レベルをトライするサインと捉えたい。

今週、ドル円が下値を試す局面で最も注目したいのが、4月22日の安値を基点とした短期サポートラインである。このラインは今週、143.65→143.90レベルで推移する。

ドル円が短期サポートラインを下方ブレイクする場合は、6月13日の安値142.79レベルを視野に下落幅の拡大を想定したい。このサポート水準をも下方ブレイクすれば、予想レンジ下限の142.00レベルを目指す展開を想定したい。

-米ISM製造業景況指数に注目- 本日のイベントは、トルコ消費者物価指数、独雇用統計、米ISM製造業景況指数が予定されており、本邦は休場日となります。 クリスマス休暇以降のドル円は、海外勢を中心に市場参加者が減少、流動性も限定的となり、概ね156.0円から158.0円の値幅での上下動となり、上値が重い展開となりました。年も明けて徐々に市場参加者が戻り始めるなか、ドルについては、本日発表の米ISM製造業景況指数や来週末(1/10)の米雇用統計などの重要指標の結果を眺めながら、今後の利下げ時期について見定めていくことになりそうです。現状、市場は年内2回の利下げを織り込んでいます。1月会合は約9割が据え置きを織り込んでおり、3月ついては据え置きと利下げ予想がほぼ半々となっています。(CME:FedWatch) そして、本日注目のISM製造業景況指数は、48.2(前回48.4)と予想されています。結果が好不況の分岐点である50を超えるとより大きなドル買いの動機となることが考えられますが、今後の金利予想に影響を与える年初の重要指標とも言えることから、予想上振れ下振れの何れの場合にもFOMCの政策金利への織り込みが変化することによりドルに動意が生じる可能性には留意して本日も取引に臨みたいです。

今週の経済指標が米ドル安の要因となれば、ドル円(USD/JPY)は下値を試す展開を想定したい。だが、現在の外為市場では円安の圧力がじわりと高まっている。5月以降、外為市場では円安優勢の状況にある(下チャート、左の棒グラフを参照)。先週は中東不安の後退と原油安が材料視され米ドル、ノルウェークローネ、カナダドルで日本円が上昇した。しかし、他の主要通貨では円安優勢の状況が続いた。

ドル円は現在、50日線を意識する状況にある。この移動平均線を完全に下方ブレイクする場合、次の焦点はフィボナッチ・リトレースメント76.4%の水準にあたる144.00の攻防を想定したい。先週はこのテクニカルラインを一時下方ブレイクし、安値143.75レベルまで下落する局面があった。しかし、ローソク足の実体ベースでは144円を維持した。

ドル円にとって米ドル安の影響は大きい。しかし、米ドル安が進行しても円安がその影響をある程度相殺することで、ドル円の下落幅は限定的となることが予想される。

7月3日の米国市場は短縮取引となり、4日は独立記念日の祝日で休場となる。今週のドル円は、7月3日のロンドンタイム終了までの動向を注視したい。

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