【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-前日の陰線に並ぶ迷いの「十字足」を形成

日経平均株価は反発。方向感に乏しい時間帯が長く、小動きで終えた。日足は前日の陰線に並ぶ「十字足」を形成し、あすに向けての迷いの足型となった。
RSI(9日)は前日の24.1%→36.1%(9/2)に上昇。あすも上昇しやすいタイミングとなる。前日と見方は同様となり、25日移動平均線(42115円 9/2)や一目均衡表の基準線(41863円 同)付近から反発機運が高まるかが焦点となる。ただ、10日移動平均線(42590円 同)は目先の下向き基調が続くことで、きょうのように上値を抑える要因になる。
一方、「十字足」から下放れ基準線を割り込む場合、7/31高値(41151円)に向けて目先的には下落幅を拡大する展開につながる公算が大きい。
上値メドは、転換線(42518円 同)、8/25高値(43201円)、8/19高値(43876円)、心理的節目の44000円などがある。下値メドは、基準線、7/31高値(41151円)、心理的節目の41000円や40500円、8/4安値(39850円)などがある。
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-前日の陰線に並ぶ迷いの「十字足」を形成
テクニカル 日経平均株価テクニカル分析前日の陰線に並ぶ迷いの 十字足
たくさんの投資家が日経平均や個別銘柄など同じチャートの動きを見て売買の判断をしています。レジスタンスライン(抵抗線)やサポートライン(支持線)と呼ばれる売買が活性化する価格帯では「ここで価格は上がる」「ここで価格は下降」といった同じ判断をする人が多くなり、そこで売買が活発になります。そのため、レジスタンスラインやサポートラインでは値動きが抑えられたり、そこを抜けると上昇・下降のトレンドとなります。
十字線はあくまでも買いと売りが拮抗している状態。
長期上昇相場では陽線が多く並び、長期の下落トレンドでは陰線が多く並ぶことになりますが、始値と終値がほぼ同じだったことを示す十字線(ローソク本体の長さがないローソク足)は、昇トレンドから下落トレンドへ、下落トレンドから上昇トレンドへの相場の転換点に出ることが多い形といわれています。
相場が高値圏の時に、2本目の小さなローソクが十字線(始値と終値が同じ値段で、上ヒゲ・下ヒゲあり)であれば、相場は天井であり、強い売りのシグナルといわれます。
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1本目の小さなローソクが十字線であれば、その可能性はより高くなります。


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