見てわかる聞いてわかる、CFD銘柄を動画で解説
動画配信期間:公開日から2週間
動画の内容をギュッと要約
アジア株式市場の動き
– 日経平均とアメリカ株が右往左往する展開
– 月曜日:アリババのチップに関する発言で中国株が急騰、日本・米国のAI・半導体株が急落
– 火曜日:日本株はやや持ち直したが、アメリカは祝日で同様の弱さが継続
アメリカ市場の状況
– S&P500やナスダックは史上最高値更新も、10%程度の上昇にとどまる
– トランプ政策の不確実性が市場の重石
日本の政策・経済状況
– 日銀の金利政策への不透明感が継続
商品市場
– 原油:アメリカのイラン・ロシア制裁、ウクライナのロシア原油施設攻撃で上昇
– 長期的にはOPEC増産決定と中国景気減速で供給過剰予想
– 不確実性によるリスク回避と中国投資家の金保有増加が要因
結論
現在の市場は以下の不確実性要因により不安定な展開が続いている:
1. 技術・貿易摩擦:中国のチップ技術進歩とアメリカの対応
2. 政策の不透明感:トランプ関税政策、日本の経済政策の具体性不足
3. 地政学リスク:中東・ロシア情勢の緊迫化
4. 金融政策:各国中央銀行の政策方向性への疑問
投資家はリスク回避姿勢を強め、金などの安全資産への選好が高まっている状況。短期的には不確実性が市場のボラティリティを高める要因となり続ける見通し。
お知らせ:YouTubeでも外為マーケットビューを配信中
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。
野村雅道 氏
FX湘南投資グループ代表 1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。 87年米系銀行へ転出。外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。 財務省、日銀および日銀政策委員会などの金融当局との関係が深く、テレビ・ラジオ・新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。現在、FX湘南投資グループ代表。
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日経平均の行方は半導体安 商社高で不透明感最新の見通し解説株 原油
アドバンテストやソフトバンクグループの株価はドナルド・トランプ大統領が相互関税の一部停止を発表する前にあたる4月7日の底値から2.1-2.6倍になっており、さらなる上昇には新たな好材料が必要とされる状況。エヌビディアのジェンスン・ファンCEOが27日の決算会見で業績への強気な見通しを示せば、両社の値上がりが日経平均を上昇させる筋書きが考えられる一方、中国市場の見通しへの警戒が感じられれば、投資家心理の悪化が日経平均を下押しするシナリオも考えられそうだ。
米国では、主要テック株の決算発表や経済指標の底堅さ等が好感され、主要株価指標が高値圏の動きになっています。東京株式市場は、米国株の上昇に好影響を受けつつ、日経平均株価は36,000円を下値支持ラインとして値固めのような展開です。 物色...
日経平均株価は再び高値圏の動きになっています。2/8(木)には、1990/2/20以来の高値水準を回復しました。決算発表が進む中、トヨタ(7203)や日本製鉄(5401)の好決算、三菱商(8058)の大規模な自社株買い等、主力企業から好材料...
日経平均株価は5月の1カ月間で+7.04%(+2031.44円)と大幅に上昇し、バブル崩壊後の高値を更新した。今日はそんな5月相場の振り返りとして、「TOPIX500」指数採用銘柄(主力~中堅程度)の5月値上がり率ランキングを見てみたい。
また、週明け25日以降の株式市場では、エヌビディアが米国東部時間27日午後4時20分(日本時間28日午前5時20分)に開示する2025年5-7月期決算に注目が集まりそうだ。エヌビディアはAI開発やサービス展開に不可欠な最先端高性能半導体の供給源で、8-10月期の業績について強気な見通しが示されれば、日経平均への影響度が大きいアドバンテストなどの半導体株にとっても値上がりの材料とみなされる可能性がある。
トランプ大統領は利下げを主張していますが、米雇用情勢は堅調さを保っているうえ、関税、原油価格の急騰など、インフレリスクが芽生えている環境で、今週のFOMCでFRBが利下げに踏み切るとは考えにくいです。FOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)やパウエル議長の記者会見も、世界情勢が不安定ななかで金融政策の方向性を明示するのは得策ではなく、基本的には前回のドットチャートとほぼ変わらない内容になると予想しています。したがって基本的にドル円はレンジ相場になりそうですが、中東情勢がさらに悪化すれば、リスクオフにより円が急騰する可能性もありますので注意したいところです。



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