JAL機長が飲酒 最大18時間の遅れ
JALは今月16日、海外の空港で新型の呼気アルコール感知器を導入すると発表している。
逮捕当日に実川被告が乗務予定だったのは、最大乗客数244人のボーイング777型機だった。この東京行きの航空便は予定から69分遅れてヒースロー空港を出発した。
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日本航空の機長が、滞在先のハワイで社内規定に違反して飲酒をし、乗務予定だった便などあわせて3便に最大18時間の遅れが出ていたことが分かりました。
日本航空の機長が、滞在先のハワイで社内規定に違反して飲酒をし、乗務予定だった便などあわせて3便に最大18時間の遅れが出ていたことが分かりました。日本航空によりますと、現地時間の先月28日、ハワイのホノルルから愛知県の中部国際空港へ向かう便に乗務する予定だった機長が体調不良を訴え、前日にホテル内で飲酒したことを認めました。これにより機長の乗務が取り止めとなり、ホノルル発の3便に最大で18時間の遅れが生じ、およそ630人に影響がでました。日本航空は度重なる飲酒トラブルなどを受け、去年12月に国土交通省から行政指導を受けていて、再発防止策の一環として滞在先での「禁酒」を社内規定で定めていました。日本航空は取材に対し、「アルコール事案を含む安全事象の発生により行政指導を受け、再発防止に取り組んでいる中、こういった事象を発生させたことは重く受け止めている」とコメントしています。
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実刑判決を受けたのは、JAL副操縦士の実川克敏被告(42)。実川被告は10月28日、乗務50分前の呼気検査で現地基準の9倍超のアルコールが検出され、ロンドンのヒースロー空港で英警察に逮捕された。同被告は同日のヒースロー空港発羽田空港行きの航空便に乗務予定だった。
英アイルワース刑事法院は29日、乗務前の飲酒検査で上限値を大幅に超える結果が出たため逮捕された日本航空(JAL)の副操縦士に対し、禁錮10カ月の実刑判決を言い渡した。判決を受けてJALは30日、この副操縦士を懲戒解雇処分にしたと発表した。
日本航空(JAL)は24日、2024年12月に発覚したパイロットの過剰飲酒についての社内処分を発表した。赤坂祐二会長と鳥取三津子社長は減給30%を2カ月とし、運航に関わる立場の役員3人はより重い処分を検討する。JALは過去にも飲酒を巡るトラブルがあり、国土交通省から再三行政処分を受けている。
実川被告は、絶望的な恥ずかしさを感じていると述べ、恥ずかしい思いをさせたことをJALや乗客、そして家族に対し謝罪したいと付け加えた。
JAL欧州・中東地区支配人室の菊池保宏総務部長は刑事法院の外で、実川被告の同僚による不適切な行動はなかったと否定した。


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