
日足一目均衡表におけるトレンド示唆1 ※前営業日引け時点
ドル円
転換線 147.86円 < 148.57円 基準線 … 売り示唆
遅行スパン 148.10円 < 149.51円 実線 … 売り示唆
終値 148.10円 > 146.91円 雲の上限 … 買い示唆
ユーロドル
転換線 1.1659ドル > 1.1568ドル 基準線 … 買い示唆
遅行スパン 1.1662ドル > 1.1405ドル 実線 … 買い示唆
終値 1.1662ドル > 1.1605ドル 雲の上限 … 買い示唆
三役陽転 転換線>基準線・終値>雲の上限・遅行スパン>実線 …買いトレンド
ユーロ円
転換線 172.27円 > 171.57円 基準線 … 買い示唆
遅行スパン 172.71円 > 170.51円 実線 … 買い示唆
終値 172.71円 > 171.63円 雲の上限 … 買い示唆
三役陽転 転換線>基準線・終値>雲の上限・遅行スパン>実線 …買いトレンド
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
一目均衡表は一風変わった日本発のテクニカル分析のひとつです
時間足(本レポートでは1時間足を採用)でユーロ円のトレンドと短期的な相場の過熱感を確認しながら、これらテクニカル指標がゴールデンクロスへ転じてる場合、特に上で述べたサポート水準でゴールデンクロスが確認される場合は、ユーロ円の上昇と10日線の上方ブレイクを意識したい。
予想レンジの上限:148.65 週明け早朝のドル円(USD/JPY)は、冒頭で述べた3つのテクニカルラインが重なる146.15レベルを完全に突破してきた。強気相場の勢いを示唆する動きである。今週も上値トライを想定したい。週間の予想レンジ上限は、5月12日の高値であり全戻しの水準でもある148.65レベル。
一目均衡表とはどのようなテクニカル分析なのか、初めての方でもわかるように基礎知識から解説しましょう。
146.88は3月28日の高値と4月22日安値のフィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準にあたる。147.10レベルは5月高安のフィボナッチ・リトレースメント76.4%の水準に当たる。最後のテクニカルラインを完全に上方ブレイクすれば148.00ラインのトライを想定したい。ドル円が148円台へ上昇する場合には、予想レンジの上限148.65を視野に上昇幅の拡大を予想する。
一目均衡表は、他のテクニカル分析に比べ多くの要素で構成されており、相場の状況を様々な観点から的確に分析することが可能です。ここでは、一目均衡表の具体的な活用方法を説明します。
とにかく、ホットな銘柄をテクニカルでクールに料理することです。あなたが成り上がりたいのなら是非、それを実践するべきだと思います。
一目均衡表は、1936年に細田悟一(ペンネーム:一目山人、いちもくさんじん)が考案したとされている日本を代表するチャート分析手法です。考案者である細田氏は、独自の研究所を設立し2000人の職員と7年の年月をかけて一目均衡表を完成させたと言われています。緻密なデータに裏付けられた一目均衡表は、本来は株価を基に考案された指標ですが、FXの為替レートなどほかの銘柄にも応用することが可能です。 一目均衡表と他のテクニカル分析との大きな違いは、多くのテクニカル分析が価格の変化や相場の流れを重視して時間を二次的なものとして扱っているのに対し、一目均衡表は時間を主体として値段を二次的なものとして扱っている点です。つまり「いくら」になるかを分析するより「いつ」を分析することに特化したテクニカル指標といえます。また、一目均衡表は、買い方と売り方の均衡が崩れた方向に、相場が動くとする考えに基づいています。買いと売りの均衡が崩れた際の大きな動きを一目で把握することを目的として作られたとされ、日本人のみならず海外の投資家にも人気があるテクニカル分析です。そのように多くの人に使用されていることもあり一目均衡表の各線それぞれがレジスタンス・サポートラインとして機能する働きがあります。 なお、現在は一目山人の遺族が経営する株式会社経済変動総研が一目均衡表の普及に努めており、一目均衡表の資料や原著の販売などを行っています。
仮に、ネックラインを割れると、ネックラインから1番天井までの値幅519.34円(=10952.31円~10432.97円)をネックラインから差し引いた9913.63円(=10432.97円~519.34円)までの調整を、テクニカル的には覚悟しなくてはいけませんでした。しかし、24日に10441.11円まで下落したものの、ネックラインは死守しました。
一目均衡表は一風変わった日本発のテクニカル分析のひとつです。5つの線と「雲」をローソク足と組合せて分析します。他のテクニカル分析に比べ構成要素が多いため難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえればとてもシンプルなテクニカル分析手法です。世界中の多くの投資家から支持されている一目均衡表について、基礎知識から相場動向を予測するための活用方法まで詳しく説明します。
162.00の下方ブレイクは、フィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準161.62レベルをトライするサインと捉えたい(下の1時間足チャートを参照)。ユーロ円がこのテクニカルラインをも下方ブレイクする場合は、21日線そして161.00を視野に下落幅が拡大する可能性を意識したい。
ユーロ円が164円台の攻防へシフトする場合は、7月11日の高値と8月5日の安値の半値戻しの水準164.92レベルのトライが次の焦点に浮上しよう。ユーロ円が165円台へ上昇するかどうか?を見極める水準として、このテクニカルラインの攻防に注目したい。
なお、なんでもかんでも前日比5%超下落したから買いではありません。例えば、5日移動平均線、25日移動平均線、日足ベースの一目均衡表の転換線、基準線、25日移動平均ベースのボリンジャーバンド+1σ、+2σなどなど、テクニカル上、止まるであろう、チャート上の節目付近での待ち伏せ買いをするべきです。


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