前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

4日、8月米ADP雇用統計が市場予想を下回ったうえ、新規失業保険申請件数が弱い結果となり、ドル円は147.992円まで下落した。売り一巡後は、雇用指標の悪化を受けて9月利下げ観測の高まりを好感して米株先物が上昇、さらに8月米ISM非製造業景況指数が市場予想を上回り、円売り・ドル買いムードが広がり、ドル円は148.775円まで買い戻された。しかし、NY時間終盤にかけてはウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「経済が自身の予想通りに推移すれば、政策金利の段階的な引き下げが正当化される」との発言もあり、ドル売りが進行して148.40円台まで下落した。
本日アジア時間、米雇用統計の発表を控える中、序盤に本邦7月毎月勤労統計が発表され現金給与総額は前年比4.1%増と市場予想の3.0%増を大幅に上回る結果となり、日銀の利上げ期待から円買いが進行。また、米国が日本への相互関税および自動車関税をともに15%へ見直す大統領令に署名したことを受け、日銀が利上げに前向きになるのではとの観測も加わり、ドル円は148.083円まで下落した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。

市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)

ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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