
【ドル/円】上値余地が限られる可能性。
ドル/円は、直近の日足が予想を下回る米雇用統計を受けてドル売りが優勢となり、陰線引けとなりました。147.00-10の日足の抵抗を実体ベースで守って終えており、反発に繋がる可能性を残していますが、148円台に強い上値抵抗が出来ており、これらをクリアし切れない可能性も高く、下値リスクがより高い状態です。但し、148円台の抵抗をクリアして149.10-20,149.60-70の抵抗を全て上抜けて終えれば、短期トレンドが変化して上値余地が拡がり易くなります。
一方下値も、147.00-10,146.60-70に日足の下値抵抗があり、これらを支えとして反発に転ずる可能性を残していますが、146.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが生じて一段のドル下落に繋がり易くなります。
朝方は、昨日の石破首相辞任表明で早朝のシドニー市場で148円台まで反発していますが、下値リスクがより高い状態にあるので買いは1日様子見か147.00-10まで引き付けて。損切りは146.40で撤退です。ドル売りは148.40-50で戻り売り。損切りは149.20で撤退です。
日足の上値抵抗は148.10-20,148.40-50,149.10-20に、下値抵抗は147.00-10,146.60-70,146.00±10銭、145.50-60にあります。

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ドル円予想 上値余地が限られる可能性 下値抵抗も守った状態
ドル/円、小反発。クロス/円、小確りの展開。上値抵抗にも注意。
直近の日足は予想を下回る米雇用統計の結果を受けて陰線引けとなりました。終値ベースでは147.00-10の日足の抵抗を守って終えていますが、148円台定着にも失敗しており、反発余地が限られ易い状態です。週明けのシドニー市場では石破首相の辞任表明で円売りに繋がっていますが、短期トレンドは“ドルやや弱気”の流れにあり、149.10-20,149.60-70の抵抗を全てクリアして149.70超えで終えない限り、下値リスクがより高い状態です。また、上値トライに失敗して146.60-70の抵抗を下抜けて終えた場合は、145円台にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きが強まり易くなります。但し、145.50-60に日足、週足の下値抵抗が控えており、145円を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難く、突っ込み売りにも注意が必要です。日足の上値抵抗は、148.10-20,148.40-50,148.80-90,149.10-20,149.60-70に、下値抵抗は147.00-10,146.60-70,146.00-10,145.50-60にあります。21日移動平均線は147.63に位置しており、終値ベースで若干下抜けていますが“ダマシ”の範囲内です。120日移動平均線は145.98に位置しており、日足の抵抗と重なっており、下値抵抗とした働く可能性がありますが、200日線は148.79に位置しており、反発に転じても強い上値抵抗として働く可能性があります。
朝方は、昨日の石破首相辞任表明で早朝のシドニー市場で148円台まで反発していますが、下値リスクがより高い状態にあるので買いは1日様子見か147.00-10まで引き付けて。損切りは146.40で撤退です。ドル売りは148.40-50で戻り売り。損切りは149.20で撤退です。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。1.1580~1.1600ゾーンにある強い下値抵抗を守って反発に転じており、調整下げが一巡した可能性が生じていますが、1.1720-30の抵抗を実体ベースで上抜け切れておらず、週初の買いも慎重に臨む必要があります。高値圏にあるので買いは1日様子見です。売りは様子見か1.1720-30で軽く試し売り程度に。損切りは1.1750で浅めに撤退です。上値抵抗は1.1720-30,1.1750-60,1.1780-90に、下値抵抗は1.1670-80,1.1650-60,1.1610-20にあります。
下値リスクがより高い状態ですが、下値抵抗を守って反発に転ずる可能性を残しているので、ドル買いは様子見か146.60-70で軽く買って146.30で浅めに撤退するか、深い場合は145.90で撤退です。売りは147.80-90で戻り売り。損切りは148.50で一旦撤退です。日足の上値抵抗は147.80-90,148.40-50,148.80-90,149.10-20に、下値抵抗は146.60-70,146.00±10銭、145.20-30,144.80-90にあります。
今週の戦略は、ドル買いは様子見か146.60-70まで引きつけて軽く押し目買い。損切りは146.20で浅めに一旦撤退です。これが付いた場合は145.50-60で再度軽く試し買い。この場合の損切りは145.00で撤退です。売りは148.40-50で戻り売り。損切りは149.20で撤退です。
ユーロ/ドルは陰線引けとなり前日の上げ幅を失っています。一方で強い下値抵抗ポイントに留まっており、1.1600-10の日足の抵抗を守って反発に転ずる可能性を残しています。買いは1.1600-10で押し目買い。これは東京市場で付いています。損切りは1.1560で一旦撤退です。売りは様子見か1.1750に損切りを置くなら1.1700-10まで引きつけて軽く試し売り程度に。上値抵抗は1.1640-50,1.1680-90,11700-10,1.1730-40に、下値抵抗は1.1600-10,1.1570-80,1.1530-40にあります。1.1500を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯します。
ユーロ円は東京市場(9:00am)で前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値を追い切れずに陰線で引けています。下げエルギーの強いものではなく、下値抵抗も守っていますが、173.00-10超えに実体を戻すまでは下値リスクにも注意が必要です。また、171円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、170円を割り込んで終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が高くなります。買いは171.10-20まで引きつけて。損切りは170.70で一旦撤退です。売りは172.30-40で戻り売り。損切りは173.10で撤退です。上値抵抗は172.00-10,172.30-40,172.70-80,173.00-10,173.40-50に、下値抵抗は171.50-60,171.10-20,170.60-70,170.20-30にあります。
日足の上値抵抗は148.10-20,148.40-50,149.10-20に、下値抵抗は147.00-10,146.60-70,146.00±10銭、145.50-60にあります。
ドル/円は、直近の日足が予想を下回る米雇用統計を受けてドル売りが優勢となり、陰線引けとなりました。147.00-10の日足の抵抗を実体ベースで守って終えており、反発に繋がる可能性を残していますが、148円台に強い上値抵抗が出来ており、これらをクリアし切れない可能性も高く、下値リスクがより高い状態です。但し、148円台の抵抗をクリアして149.10-20,149.60-70の抵抗を全て上抜けて終えれば、短期トレンドが変化して上値余地が拡がり易くなります。
ドル/円、上下ともに限られる可能性。クロス円、上値の重い展開。
豪ドル/円は値幅の小さい足で終え上下の抵抗を攻めきれずに終えています。方向性を示すものではありませんが、上値を切り下げる流れに入っており、反発力に欠ける状態です。下値を若干切り上げており、上値トライの可能性を残していますが、95.80超えに強い上値抵抗が控えており、上値余地が限られる展開が予想されます。一方下値は、94.80-90にやや強い下値抵抗がありますが、割り込んで終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなり、94円台の下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。買いは1日様子見か94.20-30まで引きつけて。損切りは93.80で撤退です。売りは95.80-90の戻り待ちとします。損切りは96.40で撤退です。上値抵抗は95.50-60,95.80-90,96.30-40,96.60-70に、下値抵抗は95.10-20,94.80-90,94.50-60,94.20-30,94.00±10銭にあります。短期トレンドは96.60-70の抵抗を上抜けて終えない限り、下値リスクがより高い状態です。
下値リスクを残した状態にあるので、買いは様子見か146.60-70で軽く買って146.20で一旦撤退です。売りは147.80-90で再度戻り売り。これは東京市場で付いています。損切りは148.50で一旦撤退です。日足の上値抵抗は147.80-90,148.40-50,148.80-90,149.10-20に、下値抵抗は146.60-70,146.00±10銭、144.90-00にあります。
ポンド/円は小反落。下げエネルギーの強いものではありませんが、200円台に実体を乗せて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。また、198円を割り込んで終えた場合は下値リスクが高くなります。買いは様子見か198.00-10まで引き付けて。損切りは197.70で浅めに撤退です。売りは199.40-50で戻り売り。損切りは200.20で撤退です。上値抵抗は199.00-10,199.40-50,200.00~200.20に、下値抵抗は198.40-50,198.00-10,197.30-40,197.00-10,196.40-50にあります。
ポンド/円は実体が小さく寄せ線に近い形の陰線引けとなりました。上値を切り下げており、下値リスクがやや高い状態にありますが、下げエネルギーの強いものではないので突っ込み売りにも注意が必要でしょう。買いは様子見か198.00-10まで引き付けて。損切りは197.70で浅めに撤退です。売りは199.40-50の戻り待ちとします。損切りは200.30で撤退です。上値抵抗は199.10-20,199.40-50,200.00~200.20に、下値抵抗は198.40-50,198.00-10,197.30-40,197.00-10にあります。


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