万博唯一の個人店 どん底から挑戦
2025年大阪・関西万博に唯一の“個人店”として出店し、月商2700万円を上げている店がある。『とんかつ乃ぐち』だ。
元イタリアンシェフ「コロナ禍で1500万借金」から《万博出店》へ。「家賃2万円」おんぼろとんかつ店が月商2700万円に急成長した「振り幅戦略」
作り方は一般的なとんかつより、はるかに手間暇がかかる。 使う豚の銘柄や部位に合わせて、脂の融点、筋繊維の密度、保水率などから、「どんな噛み応えで、どんな肉汁の出方にするか」までをイメージ。熟成方法、カット、バッター液やパン粉の付け方、揚げ時間も変えるからだ。カットだけでも、毎朝最低2時間をかける。 揚げる温度も重要だ。一般的なとんかつ店では170〜180度の高温で3〜5分揚げるのが常識。しかし彼は、イタリア料理の手法と、「とんかつ80年の歴史」の中で確立された調理法を応用し、「150度ピークの低温調理法」を編み出した。
2025年夏の某日、朝6時。大阪・関西万博の一角で「目覚めた」男性がいる。とんかつ専門店『とんかつ乃ぐち』のオーナーシェフ野口典朗さんだ。2025年4月13日に大阪・関西万博が開幕する前から家に帰らず、店のバックヤードで寝起き。朝6時半から深夜12時まで、どっぷり“とんかつ漬け”の日々を送っている。
大阪万博の経済効果についてどう考えますか?
俳優でアーティスト・のんが主演を務めるABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』(全8話)が29日より、毎週月曜日午後8時から無料配信を開始する。今回、奥貫薫、森愁斗、鳴海唯、西岡徳馬、山口紗弥加の5人の出演が決定し、本作の世界観を凝縮した本予告映像も公開となった。【写真】強そう…飛鳥の父・彰一の現在の妻で龍也の母を演じる山口紗弥加 本作は、天才棋士の父に人生を奪われた国見飛鳥が、その深い憎しみから開花させた才能と、まっすぐに突き進む意志の強さで、自らの人生を取り戻していくヒューマンドラマ。辛い過去と向き合いながらも、前に進もうとする力強い女性の姿が丁寧に描かれる。“盤上のダークヒーロー”となる主人公・飛鳥を演じるのは、今年の話題作に立て続けに出演し、俳優としての進化が大きく評価されている、のん。そして飛鳥とバディを組み、飛鳥の父へ復讐を企てる“元棋士のヒモ男”藤堂成悟を藤木直人、復讐計画を見守る藤堂の恋人・堺礼子役には倉科カナ、飛鳥が人生を懸けて復讐する父親であり“天才棋士”の結城彰一役に中村獅童が出演する。 映像は、幼い頃に家族を捨てた天才棋士の父・結城彰一に対し、ナイフを握りしめて復讐へ向かう主人公・飛鳥の姿から幕を開ける。1人で復讐を仕掛けようとしていた時、同じく彰一に深い恨みを抱く元棋士・藤堂と出会い、手を組むことに。 同じ傷を背負った飛鳥と藤堂の2人は“彰一との対局で勝つ”という唯一の殺し方を実現させるため日本で前例のない“女性棋士”を目指し、人生のどん底から盤上で這い上がっていく。その一歩一歩の裏には、飛鳥を取り囲む登場人物たちの敵意、嫉妬、悲しみ、羨望、そしてそれぞれの葛藤が渦巻いていく様子も映し出される。険しく残酷な世界の中で繰り広げていく、飛鳥の“美しき復讐劇”の一片を垣間見ることができる予告編となった。 また併せて解禁されたポスタービジュアルでは、駒を指す飛鳥の鋭い眼差しが印象的に切り取られ、さらに物語の核心となる飛鳥と彰一の“親子の対決”も、深い余韻を残すカットとして登場している。 そして今回5人のキャストが解禁。奥貫が演じるのは、飛鳥の実の母・国見桂子。数多くの映画・ドラマで存在感を放ち続けてきた奥貫は、夫である彰一に捨てられたことで心に闇を抱え、将棋を恨みながらも、飛鳥に深い愛を注ぐ母親像を静かに演じる。飛鳥の異母弟の結城龍也にはダンス&ボーカルグループ・BUDDiiSのメンバーで俳優の森。天才棋士である父親に対する劣等感に苛まれている、皮肉屋でずる賢い棋士を演じる。 龍也の婚約者であり、心のどこかで「棋士」を目指したい葛藤を抱える、将棋界のアイドル的存在の女流棋士・早見由奈を演じるのは鳴海。直近ではNHK連続ドラマ小説『あんぱん』など話題作への出演を経て、若手演技派として評価される鳴海が、飛鳥の復讐心をさらに燃やしていく“ライバル”という重要な役どころを演じる。元将棋連盟会長・安藤鉄斎を演じるのは今年俳優デビュー55周年を迎える西岡。これまで数々の作品に出演したレジェンド俳優の西岡は、直近では『SHOGUN 将軍』(ディズニープラス)で世界に強烈なインパクトを与え、本作でも重厚な存在感で将棋界の「圧」と「風格」を体現する。 そして飛鳥の父・彰一の現在の妻で龍也の母・結城香を演じるのは山口。名門の“結城家”が頂点に立つためには手段を選ばず、復讐を仕掛けにくる飛鳥の目の前に大きく立ちはだかる。 また本作は「ABEMA」にて初回配信が開始する29日午後8時より、「Netflix」での国内および世界同時配信も決定した。さらに配信当日には、都内某所にてキャストも登壇する『MISS KING / ミス・キング』配信直前プレミアイベントを開催。きょう9日午後6時ごろにABEMA公式Xにて詳細を発表する。■キャストコメント◆国見桂子役・奥貫薫これまで数々の作品で、ヒロインの母を演じてきましたが、こんなにも美しいヒロインはいたでしょうか。 純粋で懸命で繊細で、ものすごく強い。その印象は、飛鳥を演じたのんさんご本人にも、そのまま重なりました。 撮影現場でお会いするたびその眩しさに、ハッとさせられました。のんさんから、飛鳥から、放たれる光を、視聴者のみなさまにもぜひ感じていただけたらと、思います。人生は自分の手中にあり、どんなふうにでも変えていける。 この物語を通して、私自身ももう一度、そう思い直しました。みなさまも、ぜひ最後まで見届けてください。◆結城龍也役・森愁斗出演が決まって、うれしさの反面、将棋に触れた事が少なかったので不安もありました。僕が演じた結城龍也という役は、今までの役者人生で経験したことのない役柄だったので、自分自身、挑戦的な役だなと感じました。 飛鳥の行く手を阻むような役なので、いい印象は抱きづらいと思いますが、龍也なりに少し成長する部分も見えてくると思うので、最後まで見届けていただけると幸いです。 将棋が好きな方はもちろんですが、僕みたいに詳しくない方でもすごく楽しめる内容だと思いますし、皆様にとって、思い悩んだときに一歩踏み出す勇気をくれる、そんな作品になればうれしいなと思います! 『MISS KING / ミス・キング』ぜひお楽しみに!◆早見由奈役・鳴海唯早見由奈役を、演じさせていただきました、鳴海唯です。 今回、女流棋士という新たな役に挑戦させていただけたこと、そして将棋界について関心を深めることができたことをとても感謝しています。 由奈は、のんさん演じる飛鳥と出会い、自身が忘れかけていた将棋の楽しさを思い出し、そしてこの世界の残酷さを改めて突きつけられます。 女性が棋士を目指すということがとても難しいとされている世界で時には立ち向かい挫折を経験し、強く前進していく登場人物達の姿にぜひ注目していただきたいです。◆安藤鉄斎役・西岡徳馬随分と昔、先輩俳優に連れられて渋谷駅近くにあった将棋所に行った事があった。「まぁ手始めに小学生とやってみな」と言われ、えーっ小学生と!?と思ったが物は試しでやってみるかと対戦した。彼はきちんと正座をし、丁寧な挨拶を交わし対局が始まったが一瞬にして終わった。小学生に5分も掛からず手玉に取られてしまったのだ。 恐るべし将棋の世界!以来、将棋は一切しなくなってしまった。 撮影前にお借りした駒を持ち歩き、パチンパチンと良い音が鳴らせるようにやった。高い乾いた音がなると実に気持ちが良いものだ。 撮影が終わり、きっとこの作品もパチンパチンと小気味良い音の聞こえる「気持ち良い作品」になっているものだろうと確信した。 あの時の小学生が大きくなったかの様なかわいい「MISS KINGの/のんちゃん」を是非是非ご覧下さい。◆結城香役・山口紗弥加脚本を読み、闘志が沸々と湧いたのはいうまでもありません。その中身はどうしようもない怒りであり、逃れられない苦しみ、性別というものへの諦めや疑問でもありました。男か、女か。血筋か、才能か。 愛か、憎しみか…ここに描かれる人々は、将棋という厳しい勝負の世界でもがきながらも懸命に自己と向き合い、戦っています。 その戦いのなかで、私が演じる結城香が担うものがあるとすれば「女性としての挑戦」ではないかと思うのです。 敗北し、絶望してもなお立ち上がろうとする者たちの壮絶な挑戦を、ぜひ応援していただければ幸いです。◆プロデューサー・小林宙 私は将棋について、ほぼ素人です。幼い頃に祖父と少しだけ将棋を指したことがあり、駒の動き方は分かりますが、裏変えると動き方があやふやになるくらいの理解度です。 ただ皆さんもその程度か、もしかしたら私の理解よりも低いのではないかと推察します 西岡徳馬さんだけは昔の新幹線の移動などでは俳優仲間と将棋を指していたとおっしゃっていましたが、本作にご出演いただく皆様も同じようなもので、全く将棋に触れたことがない方々もいらっしゃいました。 ただ日本人で“将棋”を知らない人は、ほぼいません。ルールは知らないし、触れたこともないのに、存在は知っている。 それは、日本文化そのものだと思いました。なので日本文化を美しく描きたいと思い、制作をしておりました。 今回発表したポスタービジュアルには、のんさん演じる飛鳥と中村獅童さん演じる彰一の対局の写真が使われていますが、これは前橋市の国の重要文化財となる、臨江閣で撮影させていただいた一場面になります。 普段ドラマでは撮影しないような非常に美しい近代和風建築で、前橋市さんのご協力のもと、物語のクライマックスの撮影をさせていただきました。 臨江閣の他にもたくさんの素晴らしいロケ地で撮影させていただき、劇中の見どころの一つになっております。 そしてその美しいロケ地で、このような豪華キャストの方々に熱演をしていただきました。 『MISS KING / ミス・キング』、日本文化の美しい戦いを是非ご覧ください。
「骨の髄まで、万博で仕事をする体験をしゃぶりつくしてやろうと思って」


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