
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年9月10日 19時00分
【9/12(金)】:米ミシガン大消費者態度指数、NZ製造業PMIほか
・7:30 ニュージーランド 8月製造業PMI
【前回】52.8 【市場予想】–
ポイント:
6月の48.8から、7月に52.8へ大きく改善しました。新規受注・生産増加が拡大に転じたことが、ヘッドラインの数字を押し上げました。9月11日、ホークスビーRBNZ(中銀)総裁が、景気動向次第で早くも遅くもなり得るが、年末までに政策金利は2.50%程度まで低下するとの見方を示しています。金利の先安観が企業センチメントを支え、製造業のセンチメントのさらなる改善につながるのか、注目されます。
FX視点:
・前回を超える結果なら、NZドルに対するサポート材料となります。ただし、金利の先安観が強いため、NZドルの上昇も限定されると見られます。
・前回を下回る結果になれば、利下げ期待もあり、NZドルの調整が進む可能性があります。
・23:00 アメリカ 9月ミシガン大学消費者態度指数
【前回】58.2 【市場予想】58.0
ポイント:
ミシガン大学消費者態度指数は、4月の52.2を底にして、7月には61.7まで改善しましたが、関税やFRBの独立性を巡る問題などから、8月は58.2まで減速しました。関税によるインフレ懸念、雇用者数の伸びの鈍化による雇用市場への不安、利下げ期待が交錯する中で、消費者心理がどちらに向かうのか注目されます。
FX視点:
・消費者心理が改善するようなら、利下げ期待が消費者心理をサポートしたと見られ、米ドルをサポートする期待があります。
・消費者心理が減速するようなら、米経済成長の鈍化が意識されて米ドルの上値が重くなる可能性。

※Bloombergのデータを基に作成
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。


コメント