[全般]CPIほぼ予想通りでドル売り
NY時間に発表された米8月CPIはほぼ予想通りで来週のFOMC会合での利下げ観測が継続しドル売りで反応。
昨日の東京市場では日経平均株価が続伸したが米CPI発表を控え為替市場は様子見姿勢が続いた。引け後に高市氏が自民総裁選に出馬するとの報道から円売りで反応。CPI発表前ということもありドル買戻しのきっかけとなり148円手前まで上昇。
注目の8月CPIは前月比で0.4%と予想の0.3%を上回るとドル買いで反応。ドル円も148円台に上昇したものの前年比では2.9%と予想通りであったことから来週のFOMC会合での利下げを妨げるものではないとの見方から米長期金利は低下。ドル円は146円99銭まで下落するなど結果的にドルは全面安。また、同時に発表された新規失業保険申請件数が予想を上回る弱い結果を示したこともドル売りを促す要因となった。
今週はブラックアウトでFRBメンバーのコメントはなく、市場は利下げ確実との見方がより強まった観がある。
CPI発表前のドル買戻しの動きは見られたものの、それ程大きくはなかったことを見ると利下げへの思惑は根強い。
今後の関税によるインフレ懸念は完全に払しょくされたわけではないが、FRBの利下げ観測は変わらずということでドルは上値の重い展開が予想される。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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