駄菓子屋店主語る 現代の子の変化

駄菓子屋店主語る 現代の子の変化
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駄菓子屋店主語る 現代の子の変化

建物の改修も仲間が集まり、できる限り自分たちの手で行った。子どもたちも一緒になって手伝ってくれたそうだ。あいざわさんは「子どもたちが駄菓子屋で過ごす時間の中でいろいろなことを感じ取ってほしい」と話す。「そのひとつが“みんなで何かをやるって楽しい”ということです。一人ひとりの力はそれほどなくても、それぞれの個性や得意なこと、アイデアを出し合ってみんなで力を合わせるとスゴイことができるということを、駄菓子屋から知ってほしいですね」。

ーー近年子どもの活字離れと、読解力の低下が問題となっています。現代の子どもたちに向けて、読んでもらうために工夫していたり意識してることはありますか?

除村さん 現代では便利な住環境が当たり前になってきていますが、古いから住みづらいというわけではないと思っています。古くからある団地だからこそ、丁寧に手入れをしたり、大事にしようという意識も芽生えると思うので、自分たちの暮らしにより味が出て、豊かになっていく。そんなところに、団地暮らしの良さがあるのではないかと思います。

「それは建物改修の過程だけでなく、これから店を営業する中でも、子どもたちと一緒にいろいろなことを考えたり作ったりしていきたいと思っています。そのひとつが店名です。今はまだ駄菓子屋には名前がありません。いつか子どもたちと名づけたいと思っています。先日男子のグループが「僕たちが考えていいの?」「“オシャレでレトロな駄菓子屋”とかどう?」「長くない?」(一同爆笑)…そんな会話をしていて、大変だったけれど駄菓子屋をやってよかったな…と思いましたね」と、あいざわさんは目を細めながら話してくれた。こうしてみんなで作った駄菓子屋の建物は築75年。今後は子どもたちのより居心地のいい場所にするために、そしてたませんや焼きそば、カレーなどを提供できるようリノベーションを繰り返していく予定なのだとか。そんな時もきっと子どもたちは、アイデアを出したり補修を手伝ったりしてくれるのだろう。大門の駄菓子屋には、たくさんの心強いサポーターがついているのだ。

廣嶋さん:現代の子だからととくに意識していることはありませんが、とにかく面白くなければ読者は食いついてくれないので、そのために、たとえば目に浮かぶような描写をこころがけています。

廣嶋さん:自分の考えた駄菓子のアイデアを書いて送ってきてくれたり、これまで本を読まなかったお子さんが、「銭天堂をきっかけに本を好きになった」「今では100冊ぐらい読んでいます」といった反響をたくさんいただいています。

子どものころ、おこづかいを握りしめて駄菓子屋に走った記憶がある方も多いのではないでしょうか。

宮永さん:この“多層レイヤー”がまた楽しいんですよ。駄菓子って、娯楽だと思うんです。だからこそ、お客さんの選ぶ楽しみに応える。これはなかなかできないことだと思います。

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