【見通し】NY株見通しーFOMC結果公表、パウエルFRB議長記者会見に注

FXブログ
【見通し】NY株見通しーFOMC結果公表、パウエルFRB議長記者会見に注

今晩は金融政策に注目。昨日は翌日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えて様子見姿勢が強まり、ハイテク・ジャイアントの一角などが利益確定売りに押された。ダウ平均が125.55ドル安(-0.27%)、S&P500が0.13%安とともに反落し、ナスダック総合も0.07%安と小幅ながら7営業日ぶりに反落した。ただ、S&P500は5営業日連続で取引時間中の史上最高値を更新し、ナスダック総合も8営業日連続で取引時間中の史上最高値を更新した。

 今晩の取引では取引時間午後に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)とその後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長記者会見に注目が集まる。FOMCでは0.25%の利下げが確実視されているほか、年内合計3回の利下げが予想されている。公表されるメンバーのFF金利見通し(ドットプロット)や会合後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が市場予想に沿った内容となれば安心感が広がる一方、先行きの利下げに慎重なタカ派的内容となれば失望感が広がることが警戒される。

 今晩の米経済指標・イベントはFOMC結果公表、パウエルFRB議長記者会見のほか、MBA住宅ローン申請指数、8月建設許可件数、8月住宅着工件数など。企業決算は寄り前にゼネラル・ミルズが発表予定。(執筆:9月17日、14:00)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】NY株見通しーFOMC結果公表、パウエルFRB議長記者会見に注

ハト派のパウエル議長の見通しはそれらとは異なるはずだ

18日の米国株式市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)が注目となる。市場では政策金利の据え置きが予想されているが、今回は参加者による政策金利の見通しも注目だ。市場は年内2回の利下げを見込んでおり、これとFOMC参加者の予測とのずれが生じればサプライズとなる。一方、FOMC後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見も確認したく、FOMCの結果が市場予想通りだった場合は見送りムードが強まりそうだ。引き続き中東情勢に関連したニュースにも警戒しておきたい。

物価上昇率が2022年以降は目標の2%程度まで低下していくとの前提のもと、1年前にFRBが公表した新たな金融政策の枠組み、新たな物価目標政策に照らせば、物価上昇の上振れを容認し、政策金利の引き上げは急がない方針となるはずだ。パウエル議長が主導して鳴り物入りで打ち出したこの新たな方針を無視するかのようなFOMCの参加者の見通しを、パウエル議長は苦々しく思っているだろう。そして、それはパウエル議長のリーダーシップの欠如を示唆している可能性もある。

声明では「景気見通しに関する不確実性は一段と増している」と指摘。「失業増加とインフレ加速のリスクは高まったと判断している」と記した。

FOMCの参加者の見通しでは、2023年には2回の政策金利(FF金利誘導目標)の引き上げが予想されている。地区連銀総裁の中には、2022年中の政策金利引き上げに言及する者もいる。ハト派のパウエル議長の見通しはそれらとは異なるはずだ。

第1は、すでに指摘したように、テーパリングに言及することで、金融市場の不確実性を低下させたことだ。第2は、テーパリングに関するFOMC内での意見の隔たりが大きくないことをアピールしたことだ。これも先行きの金融政策見通しの不確実性を低下させる。第3は、政策金利の引き上げには慎重である姿勢をアピールしたことだ。

コメント

` this.fetchProxy(url, options, 0).then( res => res.json() ).then( data => { if (data.body) this.srcdoc = data.body.replace(/]*)>/i, `
タイトルとURLをコピーしました