
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年9月17日 19時00分
【9/18(木)】:NZ・GDP、ノルウェー預金金利、英政策金利発表ほか
・7:45 ニュージーランド 2QGDP(季調済/前期比)
【前回】0.80% 【市場予想】-0.30%
ポイント:
前期は2四半期連続のプラス成長となりました。しかし、米関税を巡る不透明感が企業と消費者の景況感に打撃を与えたことで、利下げの効果が顕在化するのに時間がかかっており、今期は前期比でマイナス成長に落ち込む見込みです。
あくまでも過去の数字ではあるものの、予想以上の落ち込みとなれば、RBNZの追加利下げに対する思惑が高まることになります。
FX視点:
・予想に反して、プラス成長となった場合は利下げ期待が剥落してNZドルを押し上げることになる。
・予想以上の落込みとなった場合、RBNZへのハト派な見方が強まりそう。
・17:00 ノルウェー 預金金利
【前回】4.25% 【市場予想】4.00%
ポイント:
ノルウェー中銀は、今年6月の会合で市場の予想に反し、約5年ぶりの利下げに踏み切りました。前回8月の会合では全会一致の据え置きを決めましたが、中銀は年内の追加緩和方針を改めて示しており、利下げ期待が広がっています。
ただ、コアCPIは落ち着いているものの、全体的にインフレ率が再び上昇傾向を示している点で、エコノミストの見方は「利下げ」か「据え置き」かで、分かれています。
FX視点:
・利下げ見送りなら、ノルウェークローネを支えると見られます。
・追加利下げが実施された場合、据え置き予想もそれなりに多いため、ノルウェークローネの上値は抑えられそうです。
・20:00 イギリス イングランド銀行政策金利
【前回】4.00% 【市場予想】4.00%
ポイント:
17日に発表されたイギリスのCPIは前月比で0.3%となり、7月の0.1%から伸びが加速しました。コアの前年比は3.6%と7月の3.8%から伸びが少し鈍化しましたが、それでも約1年ぶりの高水準にとどまっています。市場では、追加利下げのコンセンサスは来年2月まで後退しており、イングランド銀行も追加利下げに慎重な姿勢を崩さないと見られます。据え置きが8対1で支持されるとの見方が優勢です。
FX視点:
・据置きが8名、利下げ支持が1名との見方が優勢となる中で、全員一致で据え置きとなれば、ポンド高をサポートしそう。
・利下げ支持が2名以上となれば、サプライズとなりポンド売りを後押しする可能性がある。

※Bloombergのデータを基に作成
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。


コメント