
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年9月18日 19時00分
【9/19(金)】:日銀会合/植田総裁会見、高市氏出馬会見ほか
・11:30~12:30(目安)日本 日銀金融政策決定会合、政策金利
・15:30 日本 植田和男・日銀総裁、会見
【前回】0.50% 【市場予想】0.50%
ポイント:
7月会合では物価見通しを引き上げましたが、通商政策の不確実性が続いているため、政策金利は0.5%で据え置かれました。また、賃金と物価の連動メカニズムも維持され、見通し期間後半には目標と整合するとの見方が続いています。
日米通商協議の合意で不透明感はやや後退しましたが、企業業績など実体経済への影響は限定的で、政治的な不安定さもあり、利上げには慎重との見方が優勢です。
FX視点:
・総裁会見でホーキッシュな発言が聞かれれば、利上げ時期の前倒し観測から、円が急上昇する可能性があります。
・利上げに対して慎重な見方が示されれば、円の上値が重くなる可能性があります。
・14:30 日本 高市氏、自民党総裁選 出馬表明会見

ポイント:
18日に、「必要なのは国民の暮らしや未来への不安を希望に変え、日本が直面する危機を克服する強い政治が必要」として、自民党総裁選に出馬する意向を示しました。高市氏は「給付付き税額控除」の制度設計に着手し、中低所得層の手取りを増やす政策を示すと見られている。また、所得税の非課税枠「年収の壁」の引き上げや、ガソリン税の旧暫定税率の廃止も盛り込む見通しだ。こうした動きを受け、野党との連携が進展するのかがポイントになります。
FX視点:
・野党との連携進展が期待されれば、株高を伴って円安が進行する可能性があります。
・野党との連携進展が見込みづらいようなら、期待先行の反動で円が買い戻される展開も考えられます。
・15:00 イギリス 8月小売売上高
【前回】0.6% 【市場予想】0.4%
ポイント:
食料品中心に低迷した5月(前月比:-2.8%)から、6月・7月は2カ月連続でプラスサイドへ回復しました。7月は天候回復やスポーツイベントが消費を押し上げました。ただ、5月分の落ち込みを完全に取り戻したとは言えず、イギリス経済に対する前向きな見方はまだ強まっていません。インフレ率が高止まりする一方、消費が低迷する中で、スタグフレーションが警戒されます。
FX視点:
・市場予想を上回れば、スタグフレーションに対する警戒が和らぎポンドを押し上げそう。
・市場予想を下回れば、ポンド売りで反応する可能性があります。

※Bloombergのデータを基に作成
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