【ドル円解説】レンジ相場はまだ続く…146~148円レンジで推移か。明日の日銀会合に注目!|今後の注目点を解説! 今井雅人氏 2025/9/18【FX予想】#外為ドキッ

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【ドル円解説】レンジ相場はまだ続く…146~148円レンジで推移か。明日の日銀会合に注目!|今後の注目点を解説! 今井雅人氏 2025/9/18【FX予想】#外為ドキッ
 

レンジ相場はまだ続く…146~148円レンジで推移か。【マット今井 実践トレードのつぼ】

収録日:2025/9/18

元邦銀ディーラーの今井雅人氏が現状の世界経済を詳細に分析し、今後の為替相場動向まで踏み込み見通しを示します。

動画要約・まとめ

FOMCについて
– 政策金利を0.25%引き下げを決定(市場予測通り)
– 市場では年内あと2回、合計3回の利下げを織り込んでいた

為替への影響
– 一時ドル安で145円台まで下落
– パウエル議長のコメント後、利下げ織り込み過ぎとして戻した
– 東京市場でも流れが続き147円台に

日銀会合の見通し
– 明日の会合では政策金利据え置きがほぼ確実
– 市場では年内1回利上げ、来年3月末までに2回程度の利上げを予想
– 政策金利を1%程度まで引き上げる見方が広がっている

今後の相場見通し
– 踏み込んだ発言があれば円高方向
– あまり踏み込まなければマーケットへの影響は限定的
– 146円台から148円台の3円程度のレンジ相場が継続する可能性

結論
FOMCは市場に大きな影響を与えず、明日の日銀会合の内容次第だが、基本的には146-148円のレンジ相場が継続する見込み。この環境ではレンジトレードや高金利通貨でのスワップ獲得戦略が有効。

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株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。

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ドル円解説 レンジ相場はまだ続く146148円レンジで推移か 明日の日銀会合に注目今後の注目点を解説

サポートラインへ転換する可能性がある146.00を週間の予想レンジ下限と想定したい。このラインを目指すサインとして、まずは1時間足チャートの147.40レベルと146.80レベルの攻防に注目したい。いずれもサポートラインへ転換する可能性がある。

筆者の想定を超える下落でドル円が146円を下方ブレイクする場合は、50日線を視野に下落幅の拡大を警戒したい。この移動平均線は現在、145.25レベルで推移している。

週間の予想レンジの下限は、8月以降サポートラインとして意識されている146.00を想定。このラインをトライするサインとして、1時間足チャートのフィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準147.47レベルと61.8%の水準147.02レベルの攻防に注目したい。いずれもサポートラインに転換する可能性がある水準である。後者のテクニカルラインは147円の維持を見極めるラインである。

週間予想レンジの上限:150.00 今週のドル円(USD/JPY)は、日米中銀イベントで大きく動くだろう。米ドル高と円安が重なる場合は、節目の150.00を視野に上昇幅の拡大を想定したい。このラインを今週の上限と想定したい。

ドル円が149円台を目指すサインとして、1時間足チャートのフィボナッチ・エクステンション100%の水準148.44レベルの攻防に注目したい。このテクニカルラインを突破すれば、7月第3週にレジスタンスラインとして意識された149.00を目指す展開を想定したい。ドル円が149円台へ上昇すれば、149.38のトライが視野に入ろう。

ドル円が後者の146.80レベルを下方ブレイクする場合は、先週23日と24日に相場をサポートした21日線のトライを想定したい。この移動平均線の下方ブレイクは、予想レンジ下限146.00をトライするサインと捉えたい。

31日に米FRBが重視する6月の個人消費支出価格指数(PCEデフレーター)が発表される。ブルームバーグがまとめた市場予想では、トレンドを示す前年同月比が2.5%と前月の2.3%から伸びが加速する見通しにある。前月比も総合とコアともに0.3%の上昇が見込まれ、インフレの粘着性が示される可能性がある。

現状、短期金融市場では9月FOMCでの利下げを意識している。25日時点で利下げ確率は60%台にある。しかし、7月に入り市場の思惑が再び揺れている。パウエルFRB議長が関税によるインフレ再燃のリスクの高まりと経済の底堅さに言及する場合、9月利下げ期待の後退要因となろう。この場合は米ドル高を想定したい。

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