日経平均株価が18日 初めて4万5000円の大台に乗せた
18日の日経平均株価は、午前の取引で一時4万5296円を付けて、2日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新しました。アメリカのFRB=連邦準備制度理事会による利下げ決定を受け、ダウ平均株価が上昇した流れが日本の市場にも広がりました。午前の終値は、17日の終値に比べて487円高い4万5277円でした。東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループいった半導体銘柄の上昇が、株価全体を牽引しています。
日経平均株価が18日、初めて4万5000円の大台に乗せた。世界的な投資マネーの膨張や人工知能(AI)がけん引する成長期待で、株価は世界で上昇が続く。日本株も賃上げなどを起点としたインフレ定着や、企業統治改革の進展、国内政治の停滞脱却への期待といった固有の上げ材料がそろう。日本株をディスカウント(割引)する要素が解消されつつある。
日経平均は日本の経済成長に沿いながら上昇し、バブル経済を経て1989年12月に当時の最高値を付けた。バブル崩壊に伴って下げ基調になったあと、2008年のリーマン・ショック後の09年3月にはバブル後の最安値となる7054円を付けた。その後、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」などを追い風に水準を切り上げてきた。
前日の米株式市場では、ダウ平均株価(30種)がFRBの利下げ決定後に上昇して一時、取引時間中の最高値を更新した。東京市場でも、日経平均への影響が大きい半導体関連株などが買われている。
きょう(19日)の東京株式市場で日経平均株価は、取引開始直後から値上がりし、一時上げ幅は500円を超えました。きのうつけた4万5508円を超え、取引時間中の最高値を2日連続で更新しました。FRBの利下げ決定を受け、ニューヨーク市場では主要3指数がそろって史上最高値を更新。東京市場でも、ほぼ全面高の展開です。
12日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は一時、前日終値に比べて500円超高い4万4888円02銭まで上昇し、前日につけた取引時間中の最高値(4万4396円95銭)を上回った。
18日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の午前の終値は、前日終値比487円05銭高の4万5277円43銭だった。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが好感され、日経平均の上げ幅は一時、500円を超え、4万5296円21銭、取引時間中の最高値を更新した。


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