ドル円、日銀会合後も円安継続!148円台の上値を試す可能性は!?(今夜のFX予想)2025/9/22 #外為ドキッ

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ドル円、日銀会合後も円安継続!148円台の上値を試す可能性は!?(今夜のFX予想)2025/9/22 #外為ドキッ

短期トレード即効チャージ ドル円

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

最新のマーケット情報まとめ

<FOMC・日銀後のドル円相場>
・ドル円は145円40銭台まで下落した後、下ひげを伸ばして切り返し現在は148円30銭台で推移
・4営業日連続上昇により、上昇方向に向かう展開

<FOMC利下げ観測>
・年内2回の追加利下げが織り込まれている
・来年末時点で4~5回の利下げが予想されている

<重要な経済指標>
・労働市場の動向が最重要視されている
・今週:新規失業保険申請件数
・来週:アメリカ雇用統計(メインイベント)

<日銀会合>
・政策金利の据え置きを決定
・ただし、2名が利上げを主張
・植田総裁の記者会見では慎重な姿勢が見られた
・マーケットでは10月利上げ確率が50%超、年内では80%程度織り込まれている

<テクニカル分析>
・下値:147円80銭(サポート)
・上値:148円50銭、148円80銭(レジスタンス)

<結論>
・ドル円相場は短期的には上昇方向だが、中長期的にはレンジ内での推移
・アメリカの利下げペースと日銀の利上げタイミングが相場の方向性を決定
・今週はレンジ継続か上限ブレイクかが焦点
・経済データ、特に労働市場関連指標とFRB高官発言に要注目

お知らせ

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『最新のドル/円相場を解説』

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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本日のドル円は147円10銭〜148円60銭程度を予想します

ドル円相場(USD/JPY)では19日午前11時25分ごろに日銀の決定会合の内容が伝わってから円安が進行。ブルームバーグによると、植田氏の記者会見が始まった直後の午後3時40分ごろには1ドル=150.02円をつける場面もあったが、会見が進むにつれて149円台前半まで円高方向へと振れた。

ドル円相場の値動きはFRBが日本時間20日午前3時に発表する連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や経済見通しでも左右される。またジェローム・パウエル議長が記者会見で示す米国経済をめぐる情勢判断も注目点となりそうだ。パウエル氏は7日の講演で米国経済について不確実性が高まっているとしつつも「引き続き良い状態にある」と述べていた。パウエル氏がFOMC後の記者会見でこうした立場を維持した場合には、米国経済の見通しへの安心感がドル買いにつながり、ドル円相場で円安が進むことも考えられそうだ。

次ページではPPPと実際の為替レートとの乖離、日米金利差を基に来年に向けたドル円相場動向を分析する。

重要なイベントであった、FOMCや日米金融政策会合を終えても、ドル円は鉄壁なレンジである145−150円をブレイクできないだけではなく、さらにインサイドの146−149円も突破できていません。結局、147円プラスマイナス1円程度の範囲内で一進一退の動きになっています。それでもこのまま年末まで現水準で推移することはありませんが、この先何を材料に動くのか市場参加者も困惑していることでしょう。過去の例では、意外にささいな材料でも動いたケースもありますので、気は抜けません。連日同じようなレートを見せられてはいますが、めげずに目の前の動きに対峙していることが肝要です。

筆者が昔チーフエコノミストとして勤務していた(公益財団法人)国際通貨研究所のサイトでは、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の3つの為替相場とそれぞれのPPPをグラフで開示しているので、ご覧になっていただきたい。

今週の外為市場が再び米ドル高へ転じ、かつ昨年12月の時と同じく植田和男総裁が会見で追加利上げに慎重(ハト派的)と市場で受け止められる場合は、ドル円の上昇幅が拡大しよう。

例えば10年前から現在までに、米国の物価は1.5倍になったが、日本の物価は1.2倍にとどまったとしよう。10年前の相場が1ドル=120円の場合、仮に今の相場が1ドル=96円(=120×1.2/1.5)だと、ドル円相場は日米の物価上昇率格差(インフレ率格差)をちょうど反映して、その分だけドル安・円高になったことになる。

20年以降のドル円相場は、過去四半世紀をさかのぼってみても日米金利格差の変化に最も強く反応する傾向が続いている。来年に向けて日米金利格差の縮小を前提にすると1ドル130円前後までの円高・ドル安への揺り戻しの可能性が高いと筆者は予想している。今回はこの点を解説しよう。

米ドル高と植田総裁のハト派姿勢が重なれば159円が視野に 今週のドル円(USD/JPY)の予想レンジは152.50-159.00。日銀会合を前に円買いが続く可能性がある。しかし、1月の利上げはすでに織り込まれている。調整の米ドル売りが一服するなか、植田和男総裁が追加利上げで慎重な姿勢を示唆する場合は、予想レンジの上限159.00の攻防が焦点に浮上する可能性があろう。

一方、トランプ氏はパウエル氏の7日の講演後の12日に鉄鋼やアルミニウム輸入への高関税を発動させており、日銀同様、パウエル氏の経済見通しにも不確実性が高まっていることも考えられる。金融市場でパウエル氏が景気後退への警戒感を強めたとの受け止めが広がれば、ドル円相場が円高で反応することも想定される。

148円を目前にしたドル円──レンジ相場の狂騒曲は終わるのか。FOMCの利下げと日銀の据え置きを織り込みながらも、ドル円は148円を挟んだ攻防を続け、方向感を欠いた1週間となった。テクニカルは再び“148”を試す舞台を整え、ファンダは新たな波乱を仕掛ける。欲望と恐怖が交錯する中、次の一手はレンジ突破か、それとも再びの失望か。テクニカルとファンダ、そして市場心理を重ね合わせ、この行方を読み解く。

植田総裁、追加利上げに積極的なら152円半ばまでの下落を想定 日銀会合後の定例会見で植田和男総裁が追加の利上げに積極的な姿勢を示す場合は、円高が進行する可能性がある。このケースでは、瞬間的に152円半ばまでドル円が下落する可能性を想定しておきたい。

本日のドル円は147円10銭〜148円60銭程度を予想します。

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