【見通し】24日香港株=続落して始まるか、FRB議長発言と米株安が重荷

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【見通し】24日香港株=続落して始まるか、FRB議長発言と米株安が重荷

24日の香港市場は続落して始まるか。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が23日の講演で「株価はかなり割高に評価されている」と述べ、同日の米株式相場が下落した流れを引き継ぐと予想する。パウエル氏は短期的なインフレの上振れリスクと雇用の下振れリスクがあるなか、金融政策は「難しい状況にある」との考えを示した。

 もっとも、売り一巡後はハンセン指数が底堅く推移する展開がありそうだ。心理的節目の26000ポイントが下値支持線として意識されるだろう。また、26日にはFRBがインフレ指標として注視する8月の米個人消費支出(PCE)価格指数が発表予定で、結果を見極めたい雰囲気が強まる可能性がある。

 23日のNY株式相場はダウ平均が5営業日ぶりに反落し、ハイテク株主体のナスダック総合も4営業日ぶりに反落した。前日の相場上昇をけん引したエヌビディアなどの人工知能(AI)関連株に過熱感が意識され、売りが優勢だった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、ネット株の百度(09888)、アリババ集団(09988)が香港終値を下回った半面、アリババ集団子会社の阿里健康(00241)、英金融大手のHSBC(00005)が上回って終えた。

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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見通し 24日香港株続落して始まるか FRB議長発言と米株安が重荷

FRBは1年前の2024年9月会合で、雇用市場悪化のデータを理由に0.5%の「大幅」利下げをした。しかし、これは政策ミスだったとのちに厳しく批判されている。実際の雇用市場は堅調なままで、しかも勇み足の利下げでインフレを退治するチャンスを逃してしまったからだ。

FRBを去ることが確実となったパウエル議長は、今更トランプ政権におもねる必要はない。早期利下げを否定するタカ派的発言が出ることを警戒して、19日のNY株式市場ではハイテク株が急落した。

パウエルFRB議長は利下げに慎重だが、次期FRB議長の有力候補となっているウォラー理事を筆頭にFRB内部のメンバーの一部からは早期利下げを支持する発言がでている。ベッセント財務長官も、政策金利の水準について「1.5%から1.75%低くあるべきだ」と述べ、FRBに利下げ圧力をかけた。

8月19日(火曜)のドル/円相場の終値は、前日比0.20円「円高」の147.68円。1日のレンジ幅は0.67円だった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長にとっては、今回で最後となるジャクソンホール会議の講演を控え、相場はポジション調整が主体の動きとなり、ドル/円は147円台後半で小動きとなった。

FRBが9月に利下げした場合、FRBが政治に忖度(そんたく)したと見なされないように、その正当性を説明できるかどうかは不確実である。マーケットが疑問を抱いたままならば、中期的なドルに対する信頼を貶めることになるだろう。

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