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9月22日の新月は日食となる特別な新月

旧暦9月13日の、少し左側が欠けた月を鑑賞する日が十三夜です。 この十三夜はたいてい10月になり、秋晴れになることが多く、美しい月の輝きを鑑賞するのに一番良い時期となります。ほんの少し欠けている月の風情が、日本人好みの風流心をくすぐるのかもしれません。

(左)2019年11月19日の部分月食(撮影:takaokaさん)。「ほぼ皆既」の部分月食だったため、赤銅色のブラッディムーンとなった/(右)2022年4月16日の満月の出(撮影:renさん)。4月の満月は「ピンクムーン」と呼ばれることがある。画像クリックで表示拡大。

2022年9月10日の「中秋の名月」。東京で真南の空に上るころ(10日23時55分ごろ)の見え方。画像クリックで表示拡大。

2025年の十五夜のお月見(中秋の名月)は、10月6日です。月のサイクルを遡ってみると、十五夜の月の始まりとなるのが今回の9月22日の新月。この日からだんだんと月が満ちていき、10月6日には十五夜の月(満月は10月7日)となります。この9月の新月には、どんな特徴があるのでしょうか。

新月から新月まで(月の朔望周期)は約29.5日なので、新月から満月までは平均すると約14.8日ということになります。たとえば「1日の23時に朔」だとすると、十五夜は(14日後の)15日となりますが、望は平均的には14.8日後の「16日18時ごろ」なので満月の日は16日になり、1日ずれるわけです。

旧暦では新月(朔)の日を1日として、29日間もしくは30日間で1ヶ月となります。8日頃には月の右側が輝く「上弦の月」になり、15日頃には満月となり、23日頃には月の左側が輝く「下弦の月」となります。

ちなみに、2022年の場合は9月10日の18時59分ごろが望です(朔からの日数は14.07日)。つまり、当夜の名月は望から数時間程度しか経っていないので、「とても丸く」見えるでしょう。

「月が地球に最も近づいた頃の満月」は一般的に「スーパームーン」と呼ばれますが、厳密な天文学的定義は存在しません。この用語は1979年に占星術師リチャード・ノール氏によって提唱され、新月や満月が近地点に位置する際に使われます。

旧暦では、毎月15日の夜は(ほぼ)満月ですが、旧暦8月15日(新暦9月頃)の月を「中秋の名月」と呼びます。「十五夜」とも呼ばれています。江戸時代に、この日のお月見の風習が盛んになったと言われています。ちなみにこの中秋の名月の夜は、完全な満月になるとは限りません。月の軌道が真円ではないことや、旧暦では一年の日数が異なることなどがその理由です。

秋はお月見の季節。月が澄んだ秋の夜空に輝く月の姿は美しく神秘的で、古くから人々の心を癒してきました。9月の新月の話に入る前に、今回は少しお月見について触れてみます。月が日本でどれほど大切にされてきたか。それを知っておくと新月への興味もさらに湧くと思いますし、そのパワーを受け取る感性も敏感になるのではないでしょうか。

9月22日の新月は日食となる特別な新月。日食は月が太陽を隠してしまう現象です。月が太陽の前を横切るときに太陽と月の軌道が重なることで、月が太陽の全部もしくは一部分を隠します。通常の新月では両方の軌道が重ならず、多少上下にズレています。つまり、日食は新月の特別版。すべての日食は新月ですが、すべての新月が日食になるわけではありません。この日食が昼間に起こると月が太陽の光を遮り、昼間なのに夕暮れのように薄暗くなります。気温が一時的に下がることもあり、鳥や動物が夜と勘違いして鳴き止んだり、夜行性の動物が動き出すこともあるのです。この“特別な雰囲気”こそが、古代から人々に畏敬の念を抱かせた理由のひとつです。

月の模様は世界各地で様々なものに見立てられてきた(「星ナビ」2021年9月号より)。画像クリックで表示拡大。

2022年9月~2023年12月の、月の視直径(上)と距離(下)(いずれも地球中心からの値)のグラフ。横軸の目盛りは満月の日付。月の画像は2023年で最小の満月(2月6日)と最大の満月、および2回の月食について掲載。画像クリックで表示拡大。

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