ラーメン店で「和え玉」続々提供

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ラーメン店で「和え玉」続々提供
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ラーメン店で増えている「和え玉」について

ラーメン店で増えている「和え玉」について。東京・新宿区の「中華そば 児ノ木」では多くの客がラーメンを食べ終えた後に「和え玉」を注文していた。和え玉とは麺のおかわりを指す「替え玉」に味やトッピングを加えたものだという。和え玉はつくばにある「煮干中華ソバ イチカワ」が発祥とされ、専門家は「和え玉を出す店は首都圏だけでも200~300はある。店側にとっては客単価を上げることができ、客側は味変になるので和え玉は双方にメリットがある」などと話した。

「和え玉(あえだま)」と呼ばれるサイドメニューを提供するラーメン店がじわじわ増えています。替え玉との違いは何なのか?そして人気のワケとは? 【写真を見る】替え玉ではなく「和え玉」とは?人気ラーメン店で続々提供「2度3度おいしい」新定番【THE TIME,】  ■そのまま&味変もOKな「和え玉」 ラーメン業界最高権威の「TRYラーメン大賞」の名店・にぼし部門で3年連続1位を獲得している『中華そば 児ノ木(ちごのき)』(東京・上落合)。 看板メニューは3〜5種類におよぶ大量の煮干しをじっくり火にかけ、旨味を最大限に引き出した“煮干し出汁100%”の「純煮干しそば」(1100円)です。 THE TIME,マーケティング部 山根千佳部員: 「煮干しの旨味も、ほんのりとした苦みも感じられる。ものすごくおいしい」 取材した日も多くのお客さんが舌鼓を打つ中、ラーメンを食べ終わった皆さんが頼んでいたのが… 「すみません!“和え玉”お願いします」 「鶏油和え玉」(300円)です。 小さい油そばみたいな見た目で、替え玉に刻んだチャーシュー、長ネギ、煮干し粉がトッピングされ、どんぶりの底には「鶏油」と、ラーメンの味の決め手となるタレ「かえし」。 そう、和え玉とは、麺のおかわり「替え玉」に、味やトッピングを加えたものなのです。 よく混ぜて、そのまま食べても「鶏の旨味がすごい。めちゃくちゃ濃厚」(山根部員) 続いて、つけ麺風にラーメンのスープにつけると… 山根部員: 「すごい。煮干しと鶏がまとめて一気に来る。ものすごい旨味」 それにしてもなぜ、和え玉の提供を始めたのでしょうか? 店主・木内克典さん: 「茨城・つくば市にある『煮干中華ソバ イチカワ』さんが発祥で、食べに行って衝撃だった。味が変わる楽しさとか、最初から最後まで飽きずに食べてもらえる」 ■食材の有効活用で「牡蠣の和え玉」 和え玉を提供する店が続々と増えていると話すのは、これまで2万9800杯を食してきたラーメン評論家の大崎さんです。 ラーメン評論家・大崎裕史さん: 「首都圏だけでも200〜300店はあるのではないか。1人当たりの客からの金額を増やすことができるのと、食べる側からしても味を変えることができるので、和え玉は店にも客にも相当メリットがある」

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