ドル/円、年末まで膠着が続くのか?個人投資家の過半数が年末145~150円台での推移を予想【外為短観 第195回】#外為ドキッ

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ドル/円、年末まで膠着が続くのか?個人投資家の過半数が年末145~150円台での推移を予想【外為短観 第195回】#外為ドキッ

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<第196回> 2025年9月27日

外為どっとコムの口座開設者のお客様を対象とした投資動向等に関するアンケート調査です。

分析・レポート作成
外為どっとコム総合研究所

調査実施期間
2025年9月19日(金)13:00~2025年9月23日(火)24:00

調査方法
外為どっとコムの口座開設者にメールでアンケート回答URLを送付。
今回の有効回答数は 499 件。
※必要項目を全て入力して回答して頂いたお客様を「有効回答数」としました。

 

問1:今後1カ月間の米ドル/円相場の見通しについてお答えください。

「今後1カ月間の米ドル/円相場の見通し」については、「米ドル高・円安方向」と答えた割合が38.3
%であったのに対し「円高・米ドル安方向」と答えた割合は31.3%であった。この結果「米ドル/円予想DI」は△7.0%ポイントと前月の△1.3%ポイントからプラス幅がやや拡大した。
調査期間前後の米ドル/円相場は、145円台へ下落する場面もあったが148円台へ持ち直す展開。米連邦公開市場委員会(FOMC)で25bp(0.25%ポイント)利下げが決定されたほか、金利見通しで年内2回(1回=25bp)の利下げが示唆されたが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は利下げにやや慎重な姿勢を示した。そうした中で、個人投資家の米ドル/円相場に対するスタンスはおおむね中立のままだった。
今後1カ月の米ドル/円相場の高値と安値の予想については、最高値が155.00円、最安値が139.00円となり、高値の平均値は149.41円、安値の平均値は144.89円であった。高値の中央値は149.08円、安値の中央値は145.00円だった。前月調査時(最終日)から実勢レートはほぼ横ばいだったものの、高値の予想中央値は1円程度円高・ドル安方向にシフトした。

※高値と安値が逆の回答や片方だけの回答などを無効とした上で、上位3%と下位3%の回答をカットしてデータを処理

問2:今後1カ月間のユーロ/円相場の見通しについてお答えください

「今後1カ月間のユーロ/円相場の見通し」については、「ユーロ高・円安方向」と答えた割合が、38.5%であったのに対し「円高・ユーロ安方向」と答えた割合は20.4%であった。この結果「ユーロ/円予想DI」は△18.1%ポイントと前月の△9.3%ポイントからプラス幅が拡大した。
 調査期間前後のユーロ/円相場は、174円台後半へ上昇して昨年7月以来の高値を付けた。欧州中銀(ECB)による利下げ打ち止め観測が浮上する中で、個人投資家はユーロ高・円安の展開が続くと予想しているようだ。
 今後1カ月のユーロ/円相場の高値と安値の予想については、最高値が180.00円、最安値が160.00円となり、高値の平均値は174.89円、安値の平均値は170.58円であった。高値の中央値は175.00円、安値の中央値は171.00円であった。実勢レートが前月調査時(最終日)から2.7円ほど切り上がった動きに沿って、高値・安値の予想中央値が1~2円ユーロ高・円安方向にシフトした。

※高値と安値が逆の回答や片方だけの回答などを無効とした上で、上位3%と下位3%の回答をカットしてデータを処理

問3:今後1カ月間の豪ドル/円相場の見通しについてお答えください

「今後1カ月間の豪ドル/円相場の見通し」については、「豪ドル高・円安方向」と答えた割合が、34.7%であったのに対し「円高・豪ドル安方向」と答えた割合は20.2%であった。この結果「豪ドル/円予想DI」は△14.5%ポイントと前月の±0%ポイントから強気スタンスを示すプラスとなった。
 調査期間前後の豪ドル/円相場は、98円台では上値が重かったが、97円台では底堅く推移した。日経平均株価が史上最高値を更新するなど、世界的に株価が堅調に推移する中で、豪ドル高・円安予想が優勢となったようだ。
 今後1カ月の豪ドル/円相場の高値と安値の予想については、最高値が101.58円、最安値が90.00円となり、高値の平均値は98.63円、安値の平均値は95.42円であった。高値の中央値は98.50円、安値の中央値は96.00円だった。前月調査時(最終日)と比べ実勢レートが1.7円ほど切り上がったのに沿って、高値・安値の予想中央値は1.5~2円程度、豪ドル高・円安方向にシフトした。

※高値と安値が逆の回答や片方だけの回答などを無効とした上で、上位3%と下位3%の回答をカットしてデータを処理

問4:今後1カ月間の英ポンド/円相場の見通しについてお答えください

「今後1カ月間の英ポンド/円相場の見通し」については、「英ポンド高・円安方向」と答えた割合が、35.5%であったのに対し「円高・英ポンド安方向」と答えた割合は20.8%であった。この結果「英ポンド/円予想DI」は△14.7%ポイントとなり、前月の△8.2%ポイントからプラス幅が拡大した。
調査期間前後の英ポンド/円相場は、節目の200円を挟んで底堅く推移。英中銀(BOE)は7対2で政策金利の据え置きを決定。追加利下げは来年にずれ込むとの見方がポンドの下値を支えたようだ。そのため、個人投資家は英ポンド高・円安との予想をやや強めているのだろう。
今後1カ月の英ポンド/円相場の高値と安値の予想については、最高値が205.35円、最安値が170.00円となり、高値の平均値は194.92円、安値の平均値は188.15円であった。高値の中央値は200.00円、安値の中央値は193.00円だった。前月調査(最終日)と比べ実勢レートが1円ほど切り上がったのに対して高値の予想中央値は前回から変化しなかった。

※高値と安値が逆の回答や片方だけの回答などを無効とした上で、上位3%と下位3%の回答をカットしてデータを処理

問5:今後3カ月程度の期間で買いたい、もしくは強くなると思う通貨はどれですか

今後3カ月程度の期間で買いたい、もしくは強くなると思う通貨はどれですか(ひとつだけ)と尋ねたところ、「米ドル」と答えた割合が31.5%と最も多かった。次いで「円」が27.7%、以下「ユーロ(10.8%)」、「メキシコペソ(6.8%)」、「トルコリラ(5.8%)」、「スイスフラン(5.6%)」と続いた。
「米ドル」は4カ月連続で首位となったが、回答割合は前回の37.9%から低下した。2位の「円」も前回の32.0%から低下した。一方、3位の「ユーロ」は前回の8.2%からやや上昇。以下、6位の「スイスフラン」まで、いずれも回答割合が上昇した。
米ドルと円が他の通貨に対して弱含む中、米ドル/円相場のもみ合いが続いているため、「米ドル」と「円」の2強通貨以外に個人投資家の視線が向かい始めているようだ。なお、「ユーロ」が最も強くなると回答した向きからは、その理由として「米国の利下げとユーロ圏の利下げ打ち止め」、「ロシア・ウクライナ戦争の停戦・和平機運」、「ドルの代替需要として選好される」などの意見が出ていた。また、4位の「メキシコペソ」については「金利(スワップポイント)が魅力的」との声が多かった。

問6:今後3カ月程度の期間で売りたい、もしくは弱くなると思う通貨はどれですか

問5とは反対に、今後3カ月程度の期間で売りたい、もしくは弱くなると思う通貨はどれですか(ひとつだけ)と尋ねたところ、「米ドル」が37.7%と最も多く、「円」が35.1%の僅差で続いた。以下、「トルコリラ(8.2%)」、「ユーロ(5.8%)」、「中国人民元(3.4%)」、「英ポンド(3.2%)」の順になった。
「米ドル」が2カ月連続で首位となり回答割合は前回(35.2%)からやや上昇した。2位の「円」は順位、回答割合ともに前回と同じだった。「米ドル」が最も安くなると考える理由については「FRBの利下げ」、「来年にかけてFRBの利下げが続く」、「利下げによる金利差縮小」などと金利面を挙げる向きが圧倒的に多かった、そのほか「米国の景気減速」、「トランプ政権のドル安誘導」、「トランプ政権に対する信頼性が低い」、「財政悪化の懸念」などの声が出ていた。また、「(これまでの上昇で)天井感がある」との意見や「チャートの形から」との意見もあった。

問7:9月FOMCでは0.25%の利下げが行われ、年内残り2回の会合で合計0.50%の利下げ見通しが示されました。あなたは次回10月28-29日のFOMCにおける利下げについてどう予想しますか?

今回の特別質問として「次回10月28-29日のFOMCにおける利下げについてどう予想しますか?」と尋ねたところ「0.25%利下げ」が58.3%と最も多かった。次いで「利下げ見送り」が34.9%、「0.50%利下げ」は5.8%、「0.75%以上の利下げ」は1.0%だった。回答者のほぼ3分の2が10月の利下げを見込んでいることが分かった。ただ、米国の金利先物市場は0.25%利下げを9割弱織り込んでいる(9月25日時点)。これに比べると、日本の個人投資家のFOMCに対する利下げ期待はやや低いようだ。

問8: 問7も踏まえて、年末時点の米ドル/円相場の水準をどう予想しますか?

もう一つの特別質問として「年末時点の米ドル/円相場の水準をどう予想しますか?」と尋ねたところ「148~150円台」が27.9%と最も多く、以下「145~147円台(26.5%)」、「142~144円台(17.0%)」、「151~153円台(14.8%)」、「139~141円台(5.4%)」と続き、「154円台以上」は5.2%、「138円台以下」は3.2%だった。合算割合で「145~150円台」に過半数の回答が集中しており、概ね現行水準(調査期間中は147~148円台で推移)で年末を迎えるとの予想が目立つ結果となった。
金利市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内50bp(0.50%ポイント)の利下げと、日銀の年内25bp利上げがいずれも9割前後織り込まれており、その上で足元の米ドル/円相場が147~148円台で推移していることを踏まえると、年内のレンジは「145~150円台」に収まるであろうとの見方が多いのも頷ける。
なお、概ね20%の回答者が8月1日の戻り高値である151.92円前後を上抜けると予想したが、1月に付けた年初来高値の158.87円前後を超えるとの予想はごく少数であることが窺える。一方、9月安値の145.49円前後を割り込んで144円台以下に差し込むとの予想は25%強に上ったが、4月に付けた年初来安値である139.88円前後を下抜けるとの予想はごく少数であった。

本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社外為どっとコム総合研究所ならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。 Copyright©Gaitame.com Research Institute Ltd. All Rights Reserved. https://gaitamesk.com/
 
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株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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その後は徐々にドル売りに押された

10月24日(木曜)のドル/円相場の終値は151.83円。前日比0.93円の「円高」だった。

米ドル/円は上昇。ドイツの経済指標の弱さを受けてユーロ売り・米ドル買いが進み、200日移動平均線を突破して148.90円付近まで上昇しました。その後も、関税政策による不透明感が強い中でも、米国の成長ペースが力強いものだったことを示す指標や、雇用市場の改善傾向を示唆するデータを受けて、米ドル/円は149.952円まで上昇幅を広げました。

「今後1カ月間の米ドル/円相場の見通し」については、「米ドル高・円安方向」と答えた割合が38.3%であったのに対し「円高・米ドル安方向」と答えた割合は31.3%であった。この結果「米ドル/円予想DI」は△7.0%ポイントと前月の△1.3%ポイントからプラス幅がやや拡大した。調査期間前後の米ドル/円相場は、145円台へ下落する場面もあったが148円台へ持ち直す展開。米連邦公開市場委員会(FOMC)で25bp(0.25%ポイント)利下げが決定されたほか、金利見通しで年内2回(1回=25bp)の利下げが示唆されたが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は利下げにやや慎重な姿勢を示した。そうした中で、個人投資家の米ドル/円相場に対するスタンスはおおむね中立のままだった。今後1カ月の米ドル/円相場の高値と安値の予想については、最高値が155.00円、最安値が139.00円となり、高値の平均値は149.41円、安値の平均値は144.89円であった。高値の中央値は149.08円、安値の中央値は145.00円だった。前月調査時(最終日)から実勢レートはほぼ横ばいだったものの、高値の予想中央値は1円程度円高・ドル安方向にシフトした。

楽天DIとは、ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円それぞれの今後1カ月の相場見通しを指数化したものである。DIがプラスの時は「円安」見通し、マイナスの時は「円高」見通しで、プラス幅(マイナス幅)が大きいほど円安(円高)見通しが強いことを示す。

「8月のドル/円は、円安、円高のどちらへ動くと予想しますか?」

円売りの流れが強まっていることから、米ドル/円は底堅さを増しているとみられますが、米雇用指標が米国の追加利下げを完全に否定できない場合、日銀への思惑がくすぶり、ドル/円が調整する展開もあり得ます。押し目をつけた場面では、丁寧に買い拾う姿勢が求められるでしょう。

2024年214営業日目は152.64円からスタートした。高値は東京時間朝の152.84円と伸びなかった。前日の高値(153.19円)には届かなかった。その後は徐々にドル売りに押された。海外市場で152.00円を割ると、未明には151.56円まで下値を広げた。もっとも前日の安値(150.97円)まで下げることはなかった。

注文状況を見ると、キリの良い152.00円や昨日の高値の152.80円での売りオーダーが多い。現在の水準(151.80円)より円高方向は、ネットでは買いオーダーの方がやや多くなっているが、151.00円より円高は売りオーダーの方が多い。個人投資家は151円を割れない限り、円安が続くと予想して、ドル/円のロングポジションをキープしている。151.00円より円高になった場合は、戦略見直しをすると思われる。

【ドル円の膠着はいつまで?~ドル安でも円安是正は足踏み】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

米国では大統領選でトランプ候補と共和党の勝利、日本では衆院選での石破自民党の苦戦の予想が伝えられ、FRB利下げと日銀利上げの双方に慎重な見方が広がるなかで、今週のドル/円は153円台まで上昇して日銀利上げ後の高値をつけた。しかし円安の動きが急速だったことや、日銀利上げ後の高値を更新したことで、この日は調整の円買い戻しが入った。

「今後1カ月間の豪ドル/円相場の見通し」については、「豪ドル高・円安方向」と答えた割合が、34.7%であったのに対し「円高・豪ドル安方向」と答えた割合は20.2%であった。この結果「豪ドル/円予想DI」は△14.5%ポイントと前月の±0%ポイントから強気スタンスを示すプラスとなった。 調査期間前後の豪ドル/円相場は、98円台では上値が重かったが、97円台では底堅く推移した。日経平均株価が史上最高値を更新するなど、世界的に株価が堅調に推移する中で、豪ドル高・円安予想が優勢となったようだ。 今後1カ月の豪ドル/円相場の高値と安値の予想については、最高値が101.58円、最安値が90.00円となり、高値の平均値は98.63円、安値の平均値は95.42円であった。高値の中央値は98.50円、安値の中央値は96.00円だった。前月調査時(最終日)と比べ実勢レートが1.7円ほど切り上がったのに沿って、高値・安値の予想中央値は1.5~2円程度、豪ドル高・円安方向にシフトした。

この日のドル/円は「介入警戒感」もあって一息ついたが、 来週の金融政策決定会合で、日銀が「円安容認」と受け取られるような決定をするならば、160円に向けた円安がリスタートする可能性もある。

個人投資家のドル/円の見通しは、「151円台をキープする限り、円安継続」!

来週は米国で雇用動態調査、ADP雇用統計、チャレンジャー人員削減数、雇用統計など、複数の労働市場関連データが発表されます。これらを受けて、米ドルは一喜一憂しながら、10月利下げの確度を模索する展開となるでしょう。足元では、最悪期を脱した可能性を示唆するデータも見られますが、パウエル議長が雇用の需要サイドと供給サイドの両方に言及していることから、雇用者数の増加ペースが低い水準ながらも、安定的に推移する可能性もあります。ヘッドラインへの初期反応と、分析が進んだ後で解釈が変わるリスクにも注意が必要です。また、つなぎ予算の混乱により雇用統計の発表が遅れる可能性もあり、この点も注視すべき材料です。

オープンポジションの価格分布をみると現在の水準(151.80円)から円安方向は、ドルロング/円ショート(赤色のバー)が、ドルショート/円ロング(青色バー)より相当多くなっている。昨日のドル/円が152.80円から151.55円まで下げる過程で、152円台前半から後半のロングを持たされてしまったようだ。

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