金2万円突破 投資マネー逃避先に
投資は、未来に向かって頑張っている企業や人を応援することだと思います。同じように応援マインドを持ち、社会を変えていこうとする人を増やしていきたい。投資を通じてアントレプレナーを目指す人が増えれば、日本や世界が良くなっていくと思っています。だから、できるだけ多くの人に届く情報を発信して、投資に興味を持つ人を増やせば、その中から未来の日本を託せるような方が出てくるはずです。そう考えると非常にやりがいがありますね。
私は理系のエンジニアでしたが、技術職であっても年齢や昇進とともにマネジメントや経営の知識も求められるようになります。そういう点でも株式投資を始めたことで自分の業務知識に幅ができました。投資をしていると、国際情勢や企業や業界のトレンド、政治状況などにも視野が広がるので、会社に対しても自分なりの提案ができたと思います。エンジニアから管理職的な役割に移行できたのは、持株会を通じて株式投資の勉強をしたことが役立ったと思いますね。
このシミュレーション結果では、全世界株式型投資信託に100万円を一括投資することで、20年後には約32倍の3,243万円まで増えることが分かります。
1年間の短期運用でも意味はあります。投資を始めるには、まずは少額で一年だけでもいいので、投資を始めて経験してみることが重要だからです。ただし、投資信託は中長期の運用を目的とする商品が多いため、本当に一年間だけ運用したいのであれば短期間の運用に適した商品を選ぶことが大切です。
このような特徴を持つ投資信託と、他の運用商品を組み合わせてよりメリットを得るには、どのような運用商品と組み合わせるべきでしょうか?
まずは単純に、投資信託で100万円を投資するときに、1年運用するとどうなるのかを見てみましょう。
入社当時はバブルが崩壊して株価が下がっていた時代で、投資を敬遠するような空気がありました。私の勤めていた会社はIT系で技術者が多かったので、「株って怖いよね」という雰囲気で、持株会に入る人は多くありませんでした。でも私は、株価は下がっているなら、安く買える今は得なのではと考えました。
全世界株式型の投資信託は、日本を含め、アメリカやヨーロッパ、新興国など世界中の株式市場に分散投資を行っています。特定の国にばかり投資すると経済変動や戦争のリスクを大きく受けてしまいますが、このような商品なら国ごとのリスクを分散できるため、リスクを抑えた運用が期待できます。
だとしても、NISAを活用するメリットは大いにあるでしょう。例えば、長期で運用することを前提に、投資信託などを粛々と積み立てる、長期・積立・分散投資を実践するのであれば、つみたて投資枠を活用したほうがいい。成長投資枠を活用するなら、今後の株価の動きが分からないとしても配当金は非課税になるので、安定的に配当を出してくれる銘柄に投資をするのもありかもしれません。配当だけではなく、ネットキャッシュを有するなど財務体質が健全で、かつ、毎年フリーキャッシュフローがプラスなど、できる範囲で企業分析をした方が賢明ですけれどね。
バランス型と言っても、その内訳は投資信託ごとに様々です。バランス型から選ぶ際には、名前をよく見ると投資対象の傾向がわかることがあります。
しかし、見切り品がイチゴだったなら、物自体が劣化してしまうため、本源的価値自体が損なわれているということになります。私が探すのは、本源的価値は変わらない、あるいは高まっているのに割り引かれている「見切り品の納豆」のような銘柄です。それをマーケットでいち早く探し出すのが私の投資手法です。
●井村俊哉さんプロフィール● 株式投資家(億り人)、中小企業診断士。元お笑い芸人。1984年生まれ。大学在学中に株式投資を始め、2011年に元手100万円で本格始動。2017年に通算運用益1億円、2023年には80億円を突破。「ニッポンの家計に貢献する」というミッションを掲げ、株式会社Kaihouを設立。
新NISAでは、従来よりも年間の非課税投資枠が拡大され、成長投資枠(240万円)とつみたて投資枠(120万円)合わせて360万円の年間非課税枠が用意されています。
ファンドの投資先に海外の株式などが含まれる場合、為替の影響を受けます。
どうしても値下がりが気になってしまいやすい性格ならば、安心して日々を過ごすためにも価格変動が抑えられる投資方法を選ぶべきです。


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