今日のFX予想: ドル円再び148円台 200日移動平均線を巡る攻防 2025/9/30 #外為ドキッ

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今日のFX予想: ドル円再び148円台 200日移動平均線を巡る攻防 2025/9/30 #外為ドキッ

「ドル/円」を中心に前日の振り返りと当日の見通しをギュッとまとめて動画配信しました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村 勉
X(Twitter):@gaitamesk_naka

最新のマーケット情報まとめ

<ドル円相場に影響を与えた材料>
野口日銀審議委員のタカ派的発言
米政府機関閉鎖への懸念

<ドル円は…>
148.47円前後まで下落 上値は重かった

<今日の注目材料>

米政府機関閉鎖への懸念
米8月JOLTS求人件数、米9月消費者信頼感

『最新のドル/円相場を解説』

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。

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今日のFX予想 ドル円再び148円台 200日移動平均線を巡る攻防

ユーロ円は小幅ながら反発。終値は162.72円と前営業日NY終値(162.63円)と比べて9銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た半面、ドル円の上昇につれた買いが入った。米国株や日経平均先物の上昇に伴う買いも入り、23時過ぎに一時162.82円と本日高値を付けた。

米ドル/円なら、じわじわ148円台を再打診、また場合によってはいったん200日移動平均線(200日線・現時点149円台半ばに位置)の打診も覚悟しておきたい。

世界の政治経済の中心であり、世界中の様々な材料がドル相場に関係してくる。ただ、基本的には米国の材料で動くことが多い。NY株式市場や同債券市場動向などにも要注目。 経済指標への注目度は、他の通貨を圧倒しており、月初の雇用統計発表は世界中の投資家が注目する一つのイベントとなっている。 中銀の独立性が確立されていることもあり、政府要人よりもFRB関係者の発言が重視される傾向が続いていたが、トランプ政権樹立後は、政治関連の発言が相場に与える影響力が強まっている。

外為どっとコム総合研究所に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

さらに言うなら、一昨日(7月2日)の英ポンド/米ドルの大幅反落が大きな警鐘であった。財務規律を重視する英財務大臣が議会中に涙を流したところ、いろんな思惑が噴出して英ポンド売りにつながったという解釈は間違いではないが、本質的ではないと思う。本当のところは、米ドル安の行きすぎがあったからこそ、こういった英ポンドの急落を招いたと言える。

なお国内では、本日にも石破内閣が衆院を解散すると報じられている。選挙予定とされる27日までは時間があることから、直接の手掛かりにはなりにくいかもしれない。ただし、自民・公明で過半数に満たないなどの観測報道により政局リスクが意識された場合、株価が下落してドル円の重しとなることもありえる。支持率調査の結果など各種報道には当面注意が必要だろう。

良すぎた米雇用統計が米金利の切り返しをもたらし、米ドル高につながったのは当然視されるが、一昨日(7月2日)の上昇を継承しているところこそ見逃せない。

本日のドル円相場は、リスクセンチメント改善が追い風となるか。前日のナイト・セッションの日経平均先物が堅調に推移したほか、米主要3指数いずれもプラスで引けている。この流れに沿って日経平均が堅調推移となれば、ドル円も底堅い展開が続くだろう。

なぜなら、米ドル安の受け皿として円があまり買われてこなかった分、米ドル高の基調になれば、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)でも円売りのほうが優勢になるはずだ。

「買い戻し」と強調するのも当然だ。なにしろ、今まで米ドル安がずいぶん進行してきたから、米ドルのショートポジションもずいぶん積み上げられてきた。米ドル安の進行が続かないなら、いったん手仕舞いとなるのも当然のなりゆきである。

実際、米ドル安一服の兆しは昨日(7月3日)ではなく、一昨日(7月2日)強く点灯していた。米ADP雇用統計が想定より大分悪かったにもかかわらず、ドルインデックスは安値を更新できなかった。

メキシコペソは軟調。WTI原油先物価格が一時5.7%超下落したことを背景に産油国通貨とされるメキシコの通貨ペソに売りが出た。ドルペソは一時19.4506ペソ、ペソ円は7.62円までペソ安に振れた。

最後に、米ドル/円の切り返しに伴い、日本株の好調も想定しておきたい。選挙結果や日米協議にも左右されるが、一番楽観的なシナリオとして、秋口まで史上最高値を更新していくと思う。市況はいかに。

昨日(7月3日)指標の良さを受けた米ドルの一段高は、当然と言えば当然だが、一昨日(7月2日)の底堅さがなければ、鮮明な基調にはならないはずである。

そして昨日(7月3日)、想定よりずいぶん良かった米雇用統計を受けた米ドルの一段上昇は、詰まるところトレンド(米ドルの反発)に沿った値動きだと言える。

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