
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は68ドル高の46316ドルで取引を終えた。政府機関の一部閉鎖の可能性が意識されて下げる場面もあったが、エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなど半導体株が強く、終盤にかけてプラス圏に浮上した。ドル円は足元148円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが40円高の45170円、ドル建てが130円高の45260円で取引を終えた。
米国動向を受けて、国内でも半導体株を中心に生成AI関連に資金が向かうだろう。米3指数がそろって上昇しているだけに、他の銘柄にも売りは出しづらい。米国の政府閉鎖の可能性は懸念材料ではあり、ドル円が円高に振れている点はややネガティブ。これらの点から上値追いには慎重になるとみるが、日経平均は連日の3桁下落で過熱感は削がれている。場中はプラス圏でしっかりとした動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは44950-45300円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
見通し 今日の株式見通し堅調か 半導体株が買われて米国株は上昇
セクターの市場動向と見通しを把握:半導体関連銘柄の動向を通じて、セクター全体のトレンドや成長見通しを把握可能。市場を牽引する企業(例:NVIDIA、TSMCなど)を特定しやすくなります。
一方、米国経済は労働市場の堅調さが維持されており、FRBのジェローム・パウエル議長も「極めて良い状態にある」と太鼓判を押す。ただ、個人消費支出(PCE)物価指数の前年同月比上昇率は食品とエネルギーを除いたコア指数で2.8%程度での横ばいが続いているうえ、足元では失業保険受給者数が3年ぶりの高さまで上がるという悪材料も出てきた。2025年に発表される経済指標で不振の兆しが出てきた場合にも、S&P500の今後の見通しが大きく揺らぐ可能性がありそうだ。
週前半は最高値を更新して頑強な値動きでしたが、週後半にウォルマートの売上見通しが慎重となって市場のムードが変わり、2/21(金)の低調な経済指標を受けて一気に弱気に傾き大幅下落となりました。今週の株価材料として、エヌビディア決算、1月個人消...
下の図の通り、世界の半導体製造装置市場は、今後も拡大していく見通しです。
先週は米10年国債利回りの上昇に加え、中東情勢の緊迫化、半導体市場の見通し下方修正が重なり、株価調整の勢いが強まり、S&P500指数は2/21(水)以来となる5,000ポイント割れとなりました。今週の株価材料として、1-3月期決算発表、3月...
先週は半導体製造装置メーカーASMLの売上見通し下方修正で下落したものの、半導体受託生産の台湾セミコンダクターの売上好調見通しで回復しました。今週の株価材料として、7-9月期決算発表、ガザ地区情勢、エヌビディアの株価動向、などが注目されます...
2025年の半導体市場も、AI革命が引き続き産業の主要な成長エンジンとなる見通しです。
同様に3月決算のアドバンテスト(6857、第28位、12,160円→10,540円、▲13.3%)も4月26日に2024年3月期の見通しを公表し、売上高は4,800億円(▲14.3%)、営業利益が1,050億円(▲37.4%)という慎重さを示したことから株価が急落しました。
今2024年2月期も売上高は315億円(+11.9%)、営業利益は28.5億円(+11.4%)と高い安定した伸びが続く予想で、期初の段階から連続最高益の見通しを打ち出しています。
しかし今期はメモリを中心とした需要の減速によって、世界的に設備投資計画が見直されるとの前提に立って、売上高は880億円(▲6.9%)、営業利益は216億円(▲18.2%)と慎重な見通しを提示しました。 中国向け製品への経済制裁の影響も懸念されます。
今2023年2月期の見通しも売上高4,940億円(+3.6%)、営業利益310億円(+3.1%)と安定した成長軌道に戻ってきたこと、200万株の自社株買いを発表したことも好感されて、株価は大きく上昇し高値圏で4月相場を終えました。


コメント