前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

29日、野口日銀審議委員の「政策金利調整の必要性がこれまで以上に高まりつつある」との発言で日銀の利上げ観測が高まり、円買いが進行し、ドル円は欧州時間に148.470円まで下落した。その後は、欧州株、米株先物が底堅く推移し、ドル円は148.816円まで買い戻される場面があったが、NY時間は、米政府機関の一部閉鎖の可能性が警戒される中、米長期金利の低下とともにドル売りとなり、ドル円は148.479円まで下落した。
本日アジア時間、ゴトー日の月末最終日で実需のフローでドル円は仲値に向けて148.843円まで上昇した。しかし、米政府機関閉鎖に絡む不安や本邦の金利上昇を受け、ドル円は148.229円まで下げた。なお、米共和・民主両党がつなぎ予算で合意しない場合、一部政府機関は予算失効により、10月1日午前0時に閉鎖される。米労働省と商務省は29日、政府機関が予算切れにより一部閉鎖となった場合、10月3日に予定されている雇用統計のほか、建設支出や貿易統計などの経済指標の発表を停止すると発表している。
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市場シェア上位
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FX個人投資家動向 米政府閉鎖懸念のドル売りと日銀利上げ期待の円買いへx203cペソ円は円高局面で売りポジ利食い成功 2025年9月30日
23日、9月米PMI速報値は製造業、サービス業共に市場予想を下回り、ドル円は147.620円まで下落するも、下げ一巡後は買い戻しが入り147.924円まで切り返した。その後、パウエルFRB議長の講演を控える中、147.700円付近まで押し戻された。パウエル議長の講演では、利下げを急ぎすぎればインフレが再び急上昇するリスクがある一方、利下げを過度に緩やかなペースで進めれば失業率が不必要に上昇する恐れがあると指摘。次回の利下げ時期について明確な手がかりはほとんど示さなかった。発言を受けてドル円は瞬間的に147.926円まで上昇する場面があったが、トランプ大統領が民主党指導者との会談をキャンセルしたため政府機関閉鎖懸念が強まったほか、米株が軟調な展開となり、リスクオフの円買いが進行、ドル円は147.458円まで下落した。本日アジア時間、序盤、軟調な日経平均を受けて、ドル円は147.519円まで下落するも、その後は、日経平均が下げ幅を縮小したほか、総裁選を意識してか円売りが進行、ドル円は147.958円まで上昇した。
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