
翌日のイベントをダイジェスト形式で手短にお伝えします。
※経済指標は、発表者の都合により日時が急きょ変更になる可能性もあります。
※市場コンセンサスは、時間経過とともに変わることがあります。
更新日時:2025年10月3日 19時00分
【10/4(土)~6(月)】:4日自民党総裁選、6日ドイツ・センティックス投資家信頼感-週明けの動向は
4日(土)
・13:00~ 日本 自民党総裁選-議員投票および開票、党員投票の開票
【前回】– 【市場予想】–
ポイント:
国会議員票295票と同数の党員・党友票、計590票を争う自民党総裁選が行われます。候補者は小泉氏、高市氏、林氏、茂木氏、小林氏の5人ですが、小泉氏、高市氏、林氏の3人による争いになると見られています。議員票は小泉氏と林氏が先行し、党員・党友票は小泉氏・高市氏がリードする格好で、現時点では小泉氏が一歩リードしている様子です。
ただし、1回目の投票では過半数を獲得する候補者は出ず、獲得票が多い1位と2位の候補者による決選投票にもつれ込むと見られます。この場合、麻生派と旧岸田派の二大勢力がどの候補に投票するかがカギになりそうです。
FX視点:
– 高市氏が勝利すれば、国債増発に前向きとされるだけに、悪い金利上昇から円安・株高の反応が予想されます。
– 小泉氏ないし林氏が勝利すれば、財政健全化に配慮した政策運営への期待から、円高・株安となる可能性があります。
6日(月)
・17:30 ユーロ圏 10月センティックス投資家信頼感
【前回】-9.2 【市場予想】-8.5
ポイント:
経済に対する投資家の景況感を測定する指数で、ZEW景況感指数やIfo景況感指数などよりも前に発表され、先行指数的な指標となります。9月は-9.2と、8月の-3.7から悪化。ドイツ経済に対する不安が再び勢いを増し、秋の景気回復の兆しは見られていないようです。
今年の3月に財政ブレーキ改憲案が可決され、インフラ投資のため5000億ユーロの特別基金創設が決まりましたが、その効果はこれまでのところ限定されているようで、成長ペースは緩やかなままに留まっています。
FX視点:
– プラスサイドを回復すれば、ユーロを下支えする材料になると見られます。
– 予想に反して前月から悪化すれば、ドイツ経済への不安から、ユーロの上値を抑制する可能性があります。

※Bloombergのデータを基に作成
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