
日経平均株価は反発。買い先行から不安定な動きとなったが、5日ぶりの陽線を形成して終えた。ただ、心理的節目を上値で意識し、終値では45000円台は回復できなかった。
RSI(9日)は前日45.5%→42.8%(10/2)に低下。5日ぶりの反発となったが、5日移動平均線(44963円 10/2)や10日移動平均線(45204円 同)、転換線(45105円 同)などが集中する水準が上値抵抗となった。あすはこれらの水準を超える動きがみられるかどうか。上回れば高値更新につながる展開が予想される。
下方で推移する25日移動平均線(44077円 同)は依然として上昇基調にあり、現時点では微調整の範ちゅうといえる。TOPIXは25日移動平均線を下回っているが、弱含みながらでも25日移動平均線付近を下値で意識できるかが焦点だ。下落に転じている5日移動平均線が上昇に転じるまでの間、25日移動平均線上で下落幅が限定的にとどまるかが早期一段高につながる重要なポイントになる。
上値メドは、10日移動平均線、9/19高値(45852円)、心理的節目の46000円や46500円などがある。下値メドは、25日移動平均線、9/5高値(43220円)、心理的節目の43000円、9/4高値(42608円)、心理的節目の42000円などがある。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 日経平均テクニカル分析ー短期線が上値抵抗も5日ぶりの陽線を形成
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