親しき仲にもニートあり
どうも、ORZ(おつ@NEETORZ)です(・∀・)
今回は
- FXのトレードシナリオの立て方
- トレードシナリオ構築によるメリット
を超詳しく解説していきます。
FXの勉強を一通りクリアして、実際にチャート分析して、根拠持ってエントリーしているのに、

なんて人も多いのではないでしょうか。
実はこれ、「先の値動きの展開をイメージする力」が欠けていることが原因だったりします。
値動きは上がる下がるだけではなく、少し下げてから上がったり、一気に上がったと思ったらじわじわ下げてきたりと、
とっても気分屋さんです。
なので、エントリーポイントから決済までの途中の値動きを考えておかないと、
- 反対に動いてきて損切りにあったり
- 早めに決済したらその後伸びていったり
のように、とっても悔しい結果になってしまいかねません(´ー`)
ローソク足がどこからどこまで動いていき、その中でどこにエントリーポイント・損切り・利確を設定するか考えるには、
先の値動きの展開をイメージする「シナリオ構築力」が必須なのです。
今回はシンプルな裁量トレードで戦い続けている、ORZ流トレードシナリオの構築方法を伝授していきます(・∀・)
今まで身につけた知識やトレードスキルをもっと磨きたい!という方は、ぜひシナリオ構築を学んで、
もう一歩先の世界へ踏み入れていきましょう♪
なぜFXにシナリオが必要なのか?
FXでシナリオが必要な理由、それはズバリ、
FXが確率の世界だからです。
相場には実にさまざまな市場参加者がいて、そのすべての思惑や売買、さらにはファンダメンタルズ的要因までもが値動きに影響を及ぼします。

このような要因によって動く相場の行く末を的中させることはまず不可能です。
もう少し詳しく解説すると…
XやYoutubeを見ると、経済評論家やエコノミストたちが、

みたいに語っているのを目にすると思います。
もちろんこれはこれで正しいケースが多いのですが、でもこれって「いつまでにどんなふうに動いて180円になるか」、
という点が抜けているんですよね。いや、抜けているというか、賢い人たちでさえも予想できないと言えるでしょう。
つまり何が言いたいかというと、プロでさえも為替相場はおおよその展開しか予想できないということです。
であれば、個人トレーダーにとって重要な「今この瞬間から次の値動き」とか、「1週間後にどうなっているか」とかを予想するのって不可能に近いんです。
こうした相場に挑んで利益を勝ち取ってくためには、
「次の展開のパターンを複数イメージして、そのパターンに近いケースの時だけトレードする」という立ち回りがとっても重要です。

で、この次のパターンのイメージに、シナリオ構築が重要になるってわけです。
例えば、以下のような値動きから、価格が上昇すると考えて、買いでエントリーを狙っていたとしましょう。

この際、「上昇する」だけしか考えず、
その場その場の挙動に合わせてエントリーしていては、ランダムな値動き振り回されてしまいます。

チャートパターンとかプライスアクションとか、
めっちゃ重視しているけど勝てない人はけっこうこのケースが多いかもしれません(´ー`)
一方で、自分がエントリーする場合の値動きをイメージして、
そのパターンのときだけエントリーしていけば、難しい値動きに振り回されることはなくなります。

仮に1つ目のようなランダムな値動きになれば、トレードを見送れば良いだけであり、エントリーしなければ資金が減ることもありません。
こんな感じで、トレードで生き残っていくためには、
トレードシナリオを描き、自分がトレードするパターンを想定して、そのパターンのときだけエントリーしていくことが重要なのです。

もちろん、何度もいっているように、ローソク足1本1本の動きをイメージする必要はありません。
多少の上昇下落は許容範囲として捉えれば良くて、
この「許容範囲」は損切り幅やエントリータイミングなどによって決めていきます。

- 戦う相場を厳選するために、
- 自分がトレードするパターンをイメージして、
- 当てはまる値動きの時だけエントリーする。
これがFXで生き残るために必要であり、この時の「先をイメージする力=シナリオ構築」が重要というわけです。
インジケーターやラインなどのテクニカル分析を、
- この形になれば上がる!
- ここさえ抜ければ下がる!
みたいな覚え方ではなく、
値動きをできるだけ細かくイメージするために身につけるという意識をもっていきましょう(・∀・)
FXでシナリオをたてるメリット3つ
ここからは、FXでシナリオを描くメリットを、もう少し実践的な例と一緒にご紹介していきます。
①エントリーポイントが厳選できる
1つ目はエントリーポイントが厳選できるという点です(・∀・)
トレードシナリオを描くことで、自分がエントリーするパターンを絞れるため、余計なトレードをしなくて済みます。
先のイメージができないトレーダーほど、価格が上昇すると利益、下落すると損失というチャートの見方をしてしまいます。
しかし、実際の値動きは上昇と下落以外にも様々なパターンがあります。

このような細かいパターンを想定しないと、少しの上昇や下落に飛び乗ってしまい、
本来見送るべき場所へも焦ってエントリーしてしまいます。

もちろん、自分のパターンではないという理由でエントリーを見送った結果、
エントリーしていれば利益が出た!という経験をしたために、チャンスを逃すまい!と意気込んでいる人も多いと思います。
それでもやはり、FXで大事なことは、自分のパターンに絞ってトレードすること。
見送った結果想定方向に伸びていっても、これは自分のルールのなかでの判断として正解なので、自信を持っていきましょう(・∀・)b
FXは価格の行く先を当てるのではなく、自分のトレードを実行できるかどうかのゲームですので♪
長くFXをやっていけば、
- エントリーポイントを厳選できて
- さらに見送り判断の精度も高められる
という要素が効いてくるので、継続していきましょう!
エントリーポイントの見つけ方はこちらも参考にしてみてください♪

②損切り・利確を想定できる
2つ目は損切り・利確を想定できるという点です(・∀・)
シナリオを描けない人だと、買いでエントリーを狙う際に、
「上昇すれば利益になる」「下落すれば損失になる」という断片的な見方をしがちです。
しかし、シナリオを描くと、トレードの出口戦略までしっかり考えられるわけです。

シナリオを描く中で「多少の上昇下落を許容する」というお話をしましたが、これはまさに損切りをどこに設定するかという話ですね!
例えば、上昇トレンド中の押し目買いで、トレンドラインや移動平均線を
抵抗帯として考えて、その外側(下)に損切りを設定したとします。
この際、シナリオを描いて、
- 自分が許容するパターン
- 許容外の損切りになるパターン
を明確に区別できます。


利確に関しても同じで、シナリオさえ描いておけば、「想定外の値動きでは早めに決済して逃げる」という判断ができますし、
一方で「目先では急に逆行してきても想定内であれば我慢する」という判断もできます。
利益を伸ばせる人はこの辺りに長けているといっても過言ではないでしょう!
シナリオがあれば、損切り利確で慌てることもなくなるので、
平然と、眉毛も動かさずに坐っていられるでしょう(・∀・)
③効果的な振り返りができる
3つ目は、効果的な振り返りができるという点です。これ、けっこう見落とされがちです(・∀・)
「FXが上達する振り返り方法」の記事でもお話しましたが、
トレードスキルを上達させるためにはトレードを考える過程と振り返りの両方が重要です。
勉強はトレードするための下準備であり、勝ち負けや資金が増えたかどうかは結果論でしかありません。

そして、振り返りを充実させるためには、どれだけ細かく戦略を考えられたかが大きく関係します。
FXの場合は、値動きに正解がないため、決済後の相場を見てもなにが正しかったのかが判断できません。そこには価格が上昇or下落したという事実しかないです。
なので、正解不正解を決めるためには前提条件が必要であり、この前提条件が自分の戦略としての仮説になります。
例えば仮説がなにもない状況で、価格が反発上昇しても、そこにあるのは上昇したという事実のみです。
しかし、「過去の値動きをもとに抵抗帯で反発して上昇する」という自分の仮説があれば、
結果を照らし合わせて答え合わせができます(・∀・)

そして、仮説が細ければ細かいほどその精度は高くなります。
トレードシナリオを描くことで、仮説を立てられるため、自ずと振り返りも充実させることが可能なのです。
当ブログにも

というご質問をたくさんいただきますが、前提条件が明確ではないものが多いです(´ω`)
※あ、だからといって、トレードが下手とか悪いとかではないですし、
これも繰り返し鍛錬が大事なので、気にせずどしどしトレード添削送ってね(`・ω・´)ゞ
自身で振り返りをしてもイマイチ腑に落ちないのは、そもそも戦略やシナリオを細かく描けていないからともいえますね!
結果が気になるのは当然のことですが、相場を見て、今後の展開をイメージすることをもう少し意識してみると良いかもしれません。
【3ステップで解決】勝てるシナリオの立て方
では最後に、実際にトレードシナリオをたてる手順をご紹介していきます!
手順はざっくり以下の通り。
もちろん実践していく中で細かい判断はありますが、おおまかな手順として覚えておけばノープロブレムです(`・ω・´)ゞ
ステップ1|値動きのパターンを考える
まずは値動きのパターンを考えます。
今現在の価格から上昇する場合、下落する場合、横ばいになる場合を考えていきます。
細かいパターンまで含めれば何万通りとあるので、考えすぎるのもNGです。
なので、自分がトレードする根拠を基準の1つにしてパターンを考えましょう。
例えば上昇トレンドの中で押し目買いを狙う場合、押し目の根拠となる抵抗帯からの反発という1つのパターンがあります。
この抵抗帯を軸に考えていくってイメージですね。

この時点でトレードシナリオを描く目的としては、自分がエントリーするパターンが明確にすることです。
下落する場合なら、抵抗帯を抜けて下落する値動きはすべて見送りという感じで、自分がエントリーするか否かでパターンを想定していきましょう(・∀・)
値動きのパターンを考えてることが、トレードシナリオを身につける第一歩でもあるので、ぜひ実際の相場でチャレンジしてみてください。
ステップ2|次の抵抗帯を考える
値動きのパターンを考えられたら、次の抵抗帯を考えます。
値動きのパターンごとに、次価格が当たりそうな抵抗帯が無いか探していくということですね。
「FXの抵抗帯について」の記事でもお話しましたが、ほとんどの価格は抵抗帯で跳ね返るか、抜けるかの2択で動いていきます。
トレードシナリオを描く際も、今後ぶち当たりそうな抵抗帯を想定して、その抵抗帯でもう一度値動きのパターンを考えていきます。

これを繰り返すことで、大まかなトレードシナリオは完成するでしょう。
また、次の抵抗帯からの値動きのパターンを考えられると、新しいエントリーポイントが見つかる場合もあります。
チャンスに乗り遅れた場合でも、焦ってエントリーせずに、次のチャンスを待つことができますね♪
ステップ3|複数時間足でシナリオを想定する
最後に複数時間足でシナリオを想定していきます。
相場は上位足の流れの中に、さらに細かい値動きが含まれています。
トレードシナリもおなじで、値動きのパターンの中にはさらに細かいパターンが描けます。

スイングトレードのような損切り幅が大きく、細かい値動きは気にしないトレードであれば、細かいシナリオも必要ありません。
ただしデイトレードのように、5分足を見ながらタイトにエントリータイミングを図る場合は、小さなシナリオも必要です。
とはいえ、小さい時間足でのシナリオの描き方も同じです(・∀・)
今現在からの値動きのパターンや、次の抵抗帯での新しい値動きのパターンを考えていけば問題なしです。
特にマルチタイムフレームが苦手な方こそ、シナリオを想定して小さい時間足でも確認するという作業をやってほしいですね(・∀・)
小技|MT4でシナリオを想定するならオブジェクトを使う
MT4の場合「挿入」→「オブジェクト」から「ライン」や「図形」を活用すると、より複数時間足でのシナリオが想定しやすくなるのでおすすめです。
今日からシナリオを描いてトレードに活かそう!
トレードシナリオはFXをする上で欠かせないスキルです。
手法やインジケーター、チャートパターンといった知識ばかり注目されがちですが、最もトレードに直結するのはトレードシナリオを描くスキルでしょう。
もちろん、トレードに直結するからには、簡単に習得できるスキルではありません。
しかし、慣れることも大事なので、何度も練習してトレードシナリオを描けるように日々取り組んでみてください。
また、トレードシナリオは基本的なことが身についた上で活きるスキルでもあります。
そもそもの基本を身に着けたいってかたは、FX道場にて伝授していますので、ぜひこちらもご参加ください。
ではでは、本日はこのへんで!
次回のFXブログもお楽しみに〜(・∀・)
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FXのシナリオ構築3STEPトレードで勝つ値動きのイメージ方法
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