
日経平均株価は大幅続伸。6日ぶりに史上最高値を更新した。寄り付きから次第に上げ幅を拡大する展開となり、後場も一段高でほほ高値で取引を終えた。
RSI(9日)は前日42.8%→61.5%(10/3)に上昇。5日移動平均線(45046円 10/3)や10日移動平均線(45251円 同)、転換線(45091円 同)などを一気に上回る強い陽線を形成した。週初は高値更新後の揺り戻しも想定されるが、5日移動平均線の上昇を背景に大幅高が続くかが焦点となる。
上値メドは、9/19高値(45852円)、心理的節目の46000円や46500円、47000円などがある。下値メドは、10日移動平均線、5日移動平均線、心理的節目の44500円、25日移動平均線(44027円 同)、9/5高値(43220円)、心理的節目の43000円、9/4高値(42608円)などがある。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル分析を始めて20年
それでは本日の締めくくりに、本日解説した指標を確認しましょう! 大和証券のオンライントレードの「多機能チャート」には、テクニカル分析に強くなる機能がたくさん揃っています。
以上の各種テクニカル指標からは、総じて見れば日経平均株価は短期的には売られすぎの状況にあり、明確にトレンドが転換したとまでは言えないものの、その状況は近づいていると判断される。
「テクニカル分析」では、複数条件が設定されているので、どの変動範囲が合っているのかをご自身で試行錯誤することなく、確認することができとても便利です。
みなさん、こんにちは!シニアテクニカルアナリストの佐藤光です。テクニカル分析を始めて20年。私が20年かけて学んだ「テクニカル分析」のエッセンスを全12回にわたってお伝えします!
ストキャスティクスは、サイコロジカル・ラインやRSIと同様に相場の過熱感をみるテクニカル指標ですが、3つの指数を使うので、より客観的な判断が可能となります。 サイコロ⇒RSI⇒ストキャスティクスと徐々にその精度を上げていっているイメージですね。
テクニカル指標は、それぞれ「トレンド系」「オシレーター系」などに分類することができます。 前回学んだ移動平均線に代表されるような、「トレンド系指標」は、全体的な流れを読むことができる指標であるのに対し、今回のテーマである「オシレーター系指標」は、相場の過熱感(買われ過ぎ・売られ過ぎ)を見ることができる指標です。
そして最後に一番大切なことをお伝えしておきます。 テクニカル分析をする際は、トレンド系分析とオシレーター系分析をバランス良く組み合わせることが大切です。 どちらか片方の指標だけ複数みたとしても、同じような結論に偏りがちになるからです。 それぞれの組み合わせは自由です! トレンド系分析+オシレーター系分析で、テクニカル分析に強くなりましょう!
テクニカル指標第4回目の今日は、「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」に着目したテクニカル分析「オシレーター系指標」について学びましょう!
私は、この「12日間」で計算することに、長い相場の歴史の中で培われた先人の知恵が凝縮されているように思えてなりません!テクニカルのロマンですね。
今後の日経平均株価やTOPIXに関しては、テクニカル的に25日移動平均線を下回り、かつ25日移動平均線自体が下向きに転じるまで、強い動きが続くと考えます。


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