【週間イベント】

4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 小俣凪子
目次
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
植田日銀総裁 利上げに関する発言あるか
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
メキシコ9月CPIに注目集まる
北米(米国・カナダ)
重要イベント
10/7◎米8月貿易収支
10/7◎ミランFRB理事講演
10/8◎FOMC議事録
10/8◎バーFRB理事講演
10/8◎FOMC議事録
10/9☆米新規失業保険申請件数
10/9◎バーFRB理事、ミネアポリス連銀総裁講演
10/10☆カナダ9月雇用統計
10/10◎米10月ミシガン大消費者態度指数・速報値
10/10◎米9月財政収支
10/10◎グールズビー・シカゴ連銀総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
10月1日に米政府機関の一部が閉鎖され、労働統計局(BLS)や商務省国勢調査局もデータ収集を停止しました。閉鎖が続く限り、予定されている経済指標の発表は見送られることになります。市場では現在、米政府機関がいつ再開されるかに焦点が移っています。
北米のイベント

欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
10/6◎ユーロ圏8月小売売上高
10/6☆ラガルドECB総裁講演
10/6☆ベイリーBOE総裁講演
10/8◎独8月鉱工業生産
10/9◎ユーロ圏財務相会合
10/10◎EU財務相理事会
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
欧州中銀(ECB)のメンバーからは「特段の事態が起きなければ金利は据え置ける」との発言が出るなど、追加利下げを急いでいない姿勢が示されています。10日にはラガルド総裁の発言が予定されており、市場の注目が集まります。
欧州のイベント

アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
10/6◎日銀支店長会議
10/8☆日本8月現金給与総額
10/8◎日本8月貿易収支
10/8☆RBNZ政策金利
10/8☆植田日銀総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
2日に内田副総裁が10月の利上げに関して発言するのではないかと注目されていましたが、特に言及はありませんでした。次は8日の植田日銀総裁の発言が焦点となっており、今後の利上げに関してどのようなスタンスを示すのか注目されます。
アジア・オセアニアのイベント


新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
10/9◎トルコ8月鉱工業生産
10/9◎メキシコ9月消費者物価指数
10/10◎メキシコ8月鉱工業生産
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
メキシコ中銀は25日の会合で政策金利を25bp(0.25%ポイント)引き下げ、これで10会合連続の利下げとなりました。あわせて、中銀は第4四半期の消費者物価指数(CPI)見通しを前年比+3.6%と示しており、9日に発表されるCPIへの注目が高まっています。
新興国のイベント

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所に所属する外国為替市場のアナリストが、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
小俣 凪子(おまた・なぎこ)
大学卒業後、約2年メガバンクで勤務し個人営業で投資信託や保険販売等を行う。 2021年3月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 銀行勤務時代に得た接客スキルを活かしながら、X(Twitter)やYouTubeなどSNSで個人投資家に寄り添った情報発信を精力的に行っている。元邦銀ディーラー今井雅人氏と共に「FX脱初心者塾」(動画シリーズ)を担当。
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FX 為替 注目のFX週間イベント
10日に8月生産者物価指数(PPI)、11日に同月消費者物価指数(CPI)が発表される。市場の注目度が高いのは米CPIだが、PPIも含めてインフレの粘着性が確認される場合は、米金利の短期的な反発と米ドルを買い戻す要因になり得る。
OIS(オーバーナイト・インデックス・スワップ)市場では、9月の利下げを完全に織り込んだ。IG為替レポートで注目している10月の利下げ確率は50%台から70%台へ急上昇している。12月の利下げも90%台の確率で織り込んでいることを考えるならば、連続利下げの可能性が意識される状況にある。
為替相場が将来上がるのか下がるのかを予測する上で、多くの投資家が経済指標の結果をチェックしています。ここでは、経済指標とはそもそもどんな指標なのか、チェックするときのポイントや注意点をご説明します。
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ドル円が146.00を目指すサインとして注目したいのが、8月以降サポートラインとして機能し、かつ先週5日の下落を止めた半値戻しの水準146.80の攻防となろう(日足チャート、赤矢印を参照)。現在、147.30台で推移している50日線の下方ブレイクは、146.80のラインをトライするサインとなろう。



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