万博あと7日 延長求める投稿続
大阪・関西万博の閉場時間を1時間延長する案について、大阪府の吉村洋文知事は21日、実現は「難しい」との認識を示した。その上で「折衷案」として、会場内の飲食店や物販店の営業時間を閉場時間の午後10時ごろまで延ばすことを日本国際博覧会協会に提案したと明らかにした。
大阪・関西万博ミャクミャク(C)ORICON NewS inc.
一方、現状では多くの飲食店などの営業が、多くの来場者が集まる「ドローンショー」が終わる午後9時ごろに終了していると指摘。「夜の万博」を楽しめる人を増やすために、「午後9時50分くらいまで物販や飲食については営業してもらいたい」と求めた。
吉村知事や大阪市の横山英幸市長は協会の副会長を務めている。両氏は17日、万博の国際団体・博覧会国際事務局(BIE)のディミトリ・ケルケンツェス事務局長と会場内で面談。ケルケンツェス氏から1時間延長などの提案を受け、検討していく考えを示していた。
吉村知事はこの日の記者会見で、閉場時間の延長や、それに伴うパビリオンなど各施設の利用時間の延長で、スタッフの勤務時間が増え、施設側の労務管理が難しくなるなどと説明。「午後11時まで延ばすのは難しいという、実務的、労務管理の理由は理解できる」とした。
こうした状況を受け、万博協会は7月1日から、▼レストラン・ショップ(パビリオン併設を含む)は午後9時半まで▼オフィシャルストア4店舗は午後9時45分まで営業可能な時間を延長するということです。 時間を延長するかどうかは、各店舗に判断が委ねられていますが、コンビニエンスストアや一部のフードコートではすでに午後9時半までの営業を決めていて、各パビリオンや店舗の営業時間はアプリなどで確認できるということです。 一方、パビリオンの展示エリアについては、これまでと同様に午後9時に終了するということです。


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