[全般]米政府機関閉鎖と植田総裁

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[全般]米政府機関閉鎖と植田総裁
先週は米政府機関閉鎖により雇用統計発表が延期されるなどFRBの今後の政策決定に影響を与えるなど米国への信認低下によるドル売りにつながったと思われる。政府閉鎖は今後数週間継続されるとみられる中で米経済への影響や植田日銀総裁発言に注目が集まる。

先週末の東京市場でドル円は上昇。この日は植田総裁が従来と変わらぬ慎重な姿勢を示したことでドル円は上昇。市場は他のメンバーと同様なタカ派的な発言を期待していただけに円は下落。ドル円はこの日の高値となる147円81銭まで上昇した。
欧州市場ではユーロを中心にドル売りが先行しドル円も147円前半に押し戻された
NY市場では雇用統計発表が延期される中で発表された9月ISM非製造業が予想を下回るとドル売りで反応。ドル円は147円06銭まで下落したがすぐに買い戻されている。
政府機関閉鎖は数週間続くとの見方もあり、今週もドルは方向感の掴みにくい状況が続きそうだ。
雇用に加えCPIなどのインフレ指標などの重要指標発表が延期されることでFRBの今後の政策決定が遅れることになる。このような状況では米国への信認が低下しドル売りに繋がりやすく、今週もドルは上値の重い展開が予想される。ただ、つなぎ予算が成立すれば一時的でもドル買い戻しが入るとみられることから注意は必要。

今週は日本の政局や日銀の政策にも注目が集まる。
先週末の自民党総裁選挙で高市氏が新総裁に選出されたことから、週明けの円売りが先行すると予想される。しかし、ドルの上値は重く、自民も少数与党でもあり政策決定も難しく一時的な動きに留まるとみている。
また、8日には植田総裁の講演にも注目。
これまでハト派と目されていた野口委員も含め利上げに前向きな発言が増えている。また、関税問題や自民党選挙などの不確実性が後退する中でタカ派発言が期待される。
不透明感は燻るものの全般にドル安円買いに進みやすい地合いが予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー

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