【日経平均】上値トライの動き。一段の上昇へ。
直近の日足は、自民党総裁選の結果を受けて、“高市トレード”の動きが強まり、大陽線で終えています。直近の大陽線で大きな上昇エネルギーを吐き出した状態ですが、10/1に付けた44,357円までの押しで、調整下げが一巡しており、上値余地が拡がり易くなっていることや、トレンド自体が非常に強い状態を保っており、一段の上昇に繋がる可能性が高いと見られます。50,000円台も視野に入って来たことから暫くは押し目買い方針が有効と見ています。短期トレンドは46,000円を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、44,000円を割り込んで終えない限り、大きく変化しません。上値抵抗は48,600～48,700円、48,850～48,900円、49,100～49,200円に、下値抵抗は、48,200～48,250円、47,950～48,000円、47,550～47,600円にあります。
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日経平均 プロの予想 上値余地を探る動きが継続
このように、「不安の後退」から「景気への自信」、「先行きの業績期待」へと、買い材料に対する市場の受け止め方が変化したことで、日経平均の値動きも買い戻しから買い騰がりに向かっていったと思われます。
こうした値動きは日経平均だけでなく、東証株価指数（TOPIX）も同様です。
さらに、市場の一部からは、日経新聞の記事（『日経平均最高値、鬼笑う｢来期見れば買える｣の勝算 コロナ株高と相似』（8月15日付スクランブル））にもあるように、来期（2026年度）の企業業績の回復を見据えて株を買えるのではという見方も浮上してきています。
ただし、今週のスケジュールを確認すると、日米ともに重要な経済指標の発表が比較的少ないです。また、日経平均やTOPIXが最高値を更新するなど、先週の強い動きの反動もあります。
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