田園都市線 始発から通常通り運行

事故の影響で、田園都市線は鷺沼―中央林間駅間、同線に乗り入れる大井町線は大井町―二子玉川駅間で折り返し運転。国の運輸安全委員会は鉄道事故にあたるとして、鉄道事故調査官を6日に派遣した。

５日夜に東急電鉄田園都市線の梶が谷駅（川崎市高津区）で起きた列車同士の衝突・脱線事故で、同線は６日の始発から７日午前０時頃まで渋谷―鷺沼駅間、並走する東急大井町線は溝の口―二子玉川駅間で運転を見合わせた。沿線の各駅では、バスなどを待つ利用客らで一日中混雑が続いた。７日は始発からダイヤ通りの運行を目指すが、一部で遅れが生じる可能性があるという。

おととい（5日）夜に起きた東急田園都市線の普通列車と回送列車が衝突した事故の影響で、東急電鉄の田園都市線と大井町線の一部区間で運転を見合わせていましたが、午前0時ごろに全線で運転を再開しました。

東急田園都市線の普通列車と回送列車が衝突し車両が脱線した事故で、きょう午前0時ごろ、全線で運転が再開しました。きょうは始発から通常通り運転しています。

東急電鉄は７日、普通列車と回送列車が衝突・脱線した事故の影響により運休していた田園都市線と大井町線の一部区間の運転を午前０時から再開した。同日始発からは平常通りの運転を予定している。 事故は５日午後１１時５分ごろ、田園都市線梶が谷駅（川崎市高津区）構内で発生した。同線は６日始発から渋谷─鷺沼間で上下線とも運転を見合わせたほか、鷺沼─中央林間間で本数を減らして運転。大井町線は二子玉川－溝の口間で運転を見合わせ、大井町－二子玉川間で本数を減らして運転していた。 東急電鉄は運輸安全委員会の調査が終了したとして、６日午後１０時２０分ごろに運転再開の準備を始め、７日午前０時から全線で運転を再開した。 田園都市線溝の口駅（同区）では、待ちわびた多くの乗客が運転再開と同時に改札口を抜け、ホームへと向かった。

田園都市線の運転保安装置は「自動列車制御装置（ATC）」で、自動ブレーキによって常に速度を制御しながら衝突を防いでいる。今回は作動しなかったとみられ、ATCの作動状況などについて調査している。

東急田園都市線の普通列車と回送列車が衝突し車両が脱線した事故で、きょう午前0時ごろ、全線で運転が再開しました。きょうは始発から通常通り運転しています。喜入友浩キャスター「事故の発生から25時間近くが経過していますが、ようやく電車が梶が谷駅に到着します」おととい（5日）夜に起きた東急田園都市線の普通列車と回送列車が衝突した事故の影響で、東急電鉄の田園都市線と大井町線の一部区間で運転を見合わせていましたが、午前0時ごろに全線で運転を再開しました。東急電鉄によりますと、きょうは始発から通常通り運転しているということです。東急電鉄は、この事故であわせて1107本が運休し、65万2100人に影響が出たことを明らかにしました。事故原因を調べるため、国の運輸安全委員会はきょうもきのうに続き、車両の調査を行うとしています。