日産・追浜工場の売却 鴻海と決裂

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日産・追浜工場の売却 鴻海と決裂
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 日産・追浜工場の売却 鴻海と決裂

一方で 日産が他社製EVをOEM生産するのは前例のない試みとなる

日産は2025年5月13日、経営再建計画「Re:Nissan」を発表した。グローバルで約2万人の人員削減と、工場数を現行の17から10へ再編する方針を掲げ、追浜工場も再編の対象と報じられた。

日産は今後もステークホルダーへの透明性を維持し、決定したことがあれば適切なタイミングで情報を提供する、とした。

追浜工場について:追浜工場は1961年に操業を開始し、地域社会やパートナーの皆さまとともに発展してきました。これまでに累計で1,780万台以上を生産し、世界中のお客さまに日産車をお届けしてきました。同工場は2027年度末に車両生産を終了するまで、お客さまにご満足いただける高品質なクルマを生産し続けます。

さらに視野を広げれば、この協業の延長線上に、鴻海による日産への資本参加という展開も浮上する可能性がある。

同メディアの報道は、「日産が台湾の鴻海精密工業と協業し、閉鎖の候補となっている追浜工場で鴻海のEVを生産する可能性がある」というもの。

経営難にあえぐ日産自動車が閉鎖を決定した主力拠点の追浜工場をめぐり、台湾の電機大手・鴻海精密工業が工場の買収を断念したことが、テレビ東京の取材でわかった。日産は鴻海と追浜工場でEV分野での協業を検討する傍らで、工場一括売却の協議を進めていた。

7月15日にイバン・エスピノーサ社長は会見で、追浜工場の生産を2027年度末に終了すると発表し、「資産(追浜工場)の売却、あるいは使用目的を変えることを検討している」と述べた。このころ日産は鴻海のほかにも複数の候補先と売却などに向けた協議を開始し、鴻海への回答を留保した。一方、事業拡大を急ぎたい鴻海は日産から交渉を引き延ばされ続けることに痺れを切らし、9月中に交渉を打ち切ったという。 日産関係者は、「日産社内でも”鴻海の提案をなぜ受け入れないのか”といった声があった。鴻海に救済されたと映ることを現経営陣が嫌がったのではないか。他の候補との協議も進展しているとは聞いていない」と語る。 日産に追浜工場売却をめぐる交渉状況について聞くと、「工場に関連する資産の売却や再利用の可能性を検討しています。追浜工場の将来については、複数の可能性のあるシナリオについて、外部との協議を行っています」(日産広報)と回答。鴻海との交渉が決裂した事実関係についてはコメントしなかった。

経営再建を急ぐ日産自動車が、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業と電気自動車(EV)分野での協業に向けた検討を進めている。焦点は、神奈川県横須賀市の追浜工場の去就だ。国内事業の合理化が進むなか、追浜工場の閉鎖も取り沙汰されている。

日産は現在、「Re:Nissan」の取り組みの一環として、グローバルな生産拠点の統合や閉鎖について検討を進めている。しかし、これまでに発表した2拠点以外に最終決定したものはない、としている。

その直後に浮上したのが、鴻海が手がけるEVを追浜工場で受託生産するというプランである。実現すれば、日産の新規投資を抑えつつ、工場稼働と雇用維持の道筋が見えてくる。一方で、日産が他社製EVをOEM生産するのは前例のない試みとなる。

Re:Nissanで日産は、グローバルの生産能力を350万台(中国除き)から250万台に削減し、工場稼働率を100%レベルに維持することを目指しています。その実現に向け、グローバルに生産拠点を17から10へ統合するための検討を進めています。

日本については、生産能力やコスト競争力、生産集約による新たな投資発生の有無などの観点から、追浜工場の車両生産を日産自動車九州へ移管し、統合することが、最も効果的であるという結論に至りました。 本移管により、日本における生産コストを大幅に削減し、工場の競争力を高め、商品利益率の向上に貢献し、将来の成長につなげていきます。本件に関する費用は現在評価中であり、第1四半期決算発表時に開示する予定です。

経営難にあえぐ日産自動車が閉鎖を決定した主力拠点の追浜工場をめぐり、台湾の電機大手・鴻海精密工業が工場の買収を断念したことが、テレビ東京の取材でわかった。日産は鴻海と追浜工場でEV分野での協業を検討する傍らで、工場一括売却の協議を進めていた。 関係者によると、鴻海は5月ごろから追浜工場の買収について日産と協議を開始。研究所やテストコースを除いた54万平方メートルに及ぶ土地、建物、生産設備に加え、工場の一部の雇用を鴻海側が引き受けることなどを材料に検討していた。 日産が提示した売却価格は、総額で1000億円を大きく超えたとされる。工場周辺の路線価や公示地価をもとに計算すると、土地の相場は約300~400億円。これに一部老朽化した設備費を加えても安い買い物ではなかったはず。ただ鴻海にとっては、日本でのEV=電気自動車の受託生産事業を軌道に乗せるには、国内工場が必要。日産のEV生産拠点だった追浜工場を丸ごと買うことは理にかなっており、不利な条件であっても受け入れる姿勢を示していたという。

また日産は、現在、日産車体湘南工場に生産委託しているNV200の生産を2026年度に終了すると発表しました。NV200の後継モデルは2027年度に導入する予定で、詳細については今後ご案内します。なお、同社はこれまでにADの委託生産を2025年10月に終了することをご案内しています。

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