【見通し】15日香港株=方向感に乏しいか、米中対立を懸念も米株高が支え

【見通し】15日香港株=方向感に乏しいか、米中対立を懸念も米株高が支え

15日の香港市場は方向感に乏しい相場か。前日の米株式相場が上昇した半面、中国と米国の貿易を巡る対立の激化が引き続き警戒されるだろう。強弱材料が入り混じるなか、投資家が様子見姿勢を強めると予想する。

 ハンセン指数は前日まで7営業日続落しているだけに、割安感が強まった銘柄を中心に買い直しが入りやすい状況。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が14日の講演で量的引き締め(QT)の終了が近いことを示唆したと伝わっており、香港市場でハイテク株が買いを集める展開があり得る。

 ただ、米中の報復措置の応酬がエスカレートするリスクが意識されそうだ。トランプ米大統領は14日、「中国が意図的に米国産大豆を購入せず、米国の大豆農家に困難をもたらしていることは、経済的敵対行為だ」と自身のSNSに投稿。報復として、食用油などの貿易品目について中国との取引打ち切りを検討すると明らかにした。

 14日のNY株式相場はダウ平均が続伸。米中貿易摩擦の激化懸念を受けて大きく下落してスタートしたが、好調な企業の第3四半期決算発表や利下げ期待などを受けて反発した。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は大型ネット株のアリババ集団(09988)と美団(03690)、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)が香港終値を上回った半面、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が下回って引けた。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】15日香港株=方向感に乏しいか、米中対立を懸念も米株高が支え

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